楽曲

雫の冠

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作詞:只野菜摘     作曲:岡部啓一(MONACA)



水の輪が広がってく
わたしの心のなか
寂しがって拗ねてる
雨宿りをしている

座ってたこの椅子を
立ちあがれば誰かが
すぐに座る その頃
すれちがって次の場所

かわっていくものたちと
かわらないもの うけとめる
そうね 輪廻
魂のようなものは続く
ぽとぽと
雫がつくる冠がほしい

後悔のないように
歩いてたつもりでも
ところどころ 涙が
染みをつけた 足跡

見慣れないつながりも
抱きしめられる広さ
海のように揺れても
底のほうは揺るぎない

誰かが座った椅子に
残されていた温もりも
あの日は
拭い去りたいなと思ってた
いつかは
北風にさらされると知らずに

雫にうたれて
心 まるくなってきたよ
だけど 悲しみは
ざわめき とがったままだ

きみから受けとった言葉
こたえられずに通り過ぎた
まだよく
本当の意味 沁みてなかった

誰かが座った椅子に
残されていた温もりも
そうね 輪廻
魂のようなものは続く
きらきら
雫がつくる冠がほしい