Song

はさみ

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Lyricist: 黒木渚     Composer: 黒木渚



身を守るすべを知らなくて
引き出しのはさみを取り出した
钝く光った表面に
本当の私が写っている

あなたに向ける
勇気は无いが
気休め程度になるだろう
忧郁の类いを切り裂いてしまえば
凛として立ってられるのに
耻じる心さえ切り裂いてしまえば
大胆に生きてゆけるのに

冷たいはさみ
背中に当てれば
あの日と同じトリハダ
冷たいはさみ
背中に当てれば
何故だろう火伤よりも热い

交差する二本の刃が
真ん中できつく抱き合えば
暗暗でさえも切り裂ける
美しいひとつのはさみになる

あなたは返事をくれるでしょうか
身胜手な私の申し出に
感性の类いを切り开いて行ければ
真夜中も正気でいれるのに
あなたと対をなして世界を见れば
「完全」になれる気がするのに

冷たいはさみ
背中に当てれば
あの日と同じトリハダ
冷たいはさみ
背中に当てれば
何故だろう火伤よりも热い

身を守るすべを知らなくて
引き出しのはさみを取り出した
何故だろう

冷たいはさみ
背中に当てれば
あの日と同じトリハダ
冷たいはさみ
背中に当てれば
何故だろう火伤よりも热い

何故だろう火伤よりも热い
何故だろう火伤よりも热い