記憶の隅で
きおくのすみで
記憶的角落裡
泣いているのは誰
ないているのはたれ
是誰在哭泣
茜の空に
あかねのそらに
茜色的天空
童歌 溶けてく
わらべうた とけてく
童謠 溶化於此
ひとりぼっちで
獨自一人
捨てられた 空き缶
すてられた あきかん
被拋棄的 空罐子
蹴飛ばしながら
けとばしながら
在拒絕一切的同時
寂しさと 寄り添う
さびしさと よりそう
與寂寞相伴
愛し愛されたいと
あいしあいされたいと
想要愛人 也想要被愛著
願うのが定め
ねがうのがさだめ
此願注定
悲しみの行き先を
かなしみのいきさきを
前行至悲傷之地
神様は匿う
かみさまはかくまう
神明的神隱
時の面影
ときのおもかげ
彼岸花揺れてた
ひがんばなゆれてた
魂の声を追いかけた坂道
たましのこえをおいかけたさかみち
カラスなく頃
からすなくころ
夕闇に誘われ
ゆうやみにさそわれ
遥か昔の掟の意味を知る
はるかむかしのおきてのいみをしる
愛し愛されたいと
あいしあいされたいと
祈り手繰り寄せ
いのりたくりよせ
例え望まれずとも
たとえのぞまれずとも
神様は匿う
かみさまはかくまう
愛し愛されたいと
あいしあいされたいと
貴方を探した
あなたをさがした
約束を果たすまで
やくそくをはたすまで
神様は匿う
かみさまはかくまう
神様は匿う
かみさまはかくまう