Song

kansho sorirokui

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Lyricist: 早川諒     Composer: 早川諒



華やぐ景色と 賑わう人波と
ここは二度と雨の降らぬ街
迷子になったら もう見つからない
手を引いてくれる人はもういない

絡み合う柘榴の花
熱の籠もった吐息で そう 運ぶのね

満たされたつもりで笑う Ha-ha 虚しいだけ
でも 分かってる 滴に溶けたのは夢
心まで許したのはね あなたにだけ
でも 私を抱く腕に 見覚えのない傷跡


似た者同士は 惹かれ合う運命だと
信じていた どこかで縋ってた
本物の心と 折り合いつかない
このまま生涯を終えていくのね

唇に指を当てて
月の光届かぬ部屋 誘い込む

乾いた神経に刺さる 悲しい棘
もう 覚めない 愛に溺れたのは夢
咲き乱れる夜の褥 苦しいだけ
もう 逃げ出す勇気さえ 汗に混じって滲み出す


遠い日の優しい記憶
肩寄せ笑う二人はずっとこのまま


重ねた心臓は刻む 狂おしくて
そう 見えない 首筋に食い込む爪

黄昏に沈みゆく街 私だけ取り残して
空っぽの心に溜まる 燃え尽きた花弁
最期の瞬間はせめて あなたの幻を見せて
満たされたつもりで笑う それは愛の夢