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贄の風采

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Lyricist: クリスタルP     Composer: クリスタルP



ボクはもう 何処にも行けない
終(つい)える その時を恐れ
見送って?幸せな気持ちのまま
あの恒星(ほし)が瞬くまで

欠けた器の端から零れる
もう 残り少ない水
干からびるのを 黙ってみていた
まるで恋の終焉(おわり)のように

繋がらないまま 知らされないままだったなら と
悔やむけれど

譲ってよ 今日この夜だけ
滲む月が 遠くなって
堕ちて往きたい やっと手に入れた
不自由な愛と引き換えに

音も立てずに 声さえ上げずに
迫って来る その闇を
もっと それより 深い漆黒に
囚われる箇所(そこ)を見つめてる

どんな表情(かお)して 乱される呼吸の狭間に紛れ込めば…

幻に変えてしまったら
蕩(トロ)ける様な この痛みも
ポッカリと 埋められない灼熱(あつさ)を
残し 消え去ってく気がして
そのまま

譲ってよ 今日この夜だけ
滲む月が 遠くなって
囚われの躯に刻まれた
痕(あかし)を呪っても

ボクはもう 何処にも行けない
終(つい)える その時を恐れ
見送って?幸せな気持ちのまま
あの恒星が瞬くまで