上り口説

Lyricist: 沖縄県民謡     Composer: 沖縄県民謡

旅ぬいでたち 観音堂
千手観音 伏し拝で
黄金酌取て 立ち別かる

袖にふる露 押し払い
大道松原 歩みゆく
行きば八幡崇元寺

美栄地高橋 打渡て
袖を連らねて 諸人ぬ
行くも帰るも 中ぬ橋

沖ぬ側まで 親子兄弟
連りて別ゆる 旅衣
袖と袖とぬ 露涙

船の艫綱 疾く解くと
船子勇みて 真帆引きば
風や真艫に 午未

又ん巡り会う 御縁とて
招く扇や 三重城
残波岬ん 後に見て

伊平屋渡立つ波 押し添いて
道ぬ島々 見渡しば
七島渡中ん なだ安く

立ちゅる煙は 硫黄が島
佐多の岬ん はい並らで エイ

あれに見ゆるは 御開門
富士に見まごう 桜島