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sands

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Lyricist: 岡林健勝     Composer: 岡林健勝



何をやってみても叶わない毎日
手触り確かめたいものは一体
束になってみても敵わない毎日
変わりたい、負けがちの自分は一切

明日が来る頃、都会に降り立った
わざと帰り道を自ら絶って
灰掛かるものの、未来を帯びた空
かかと鳴らし、意志を敷いた気になって

これから何か変わるような気がしてる
只、待ってるだけ

言ってしまえば僕は
救いの手から掬われるのを待ってる砂みたいさ
何か探してる
待ち望んでいる
だけど自ら手を差し伸べはしない

束になってみても敵わない毎日/何をやってみても叶わない毎日
変わりたい、負けがちの自分は一切/手触り確かめたいものは一体
明日が来る頃、都会に降り立った/灰掛かるものの、未来を帯びた空
わざと帰り道を自ら絶って/かかと鳴らし、意志を敷いた気になって

それでも何か変わるような気がしてる
まだ待ってるだけ

相変わらず僕は
救いの手から掬われるのを待ってる砂みたいさ
何か物足りず
待ち望んでいる
だけど自ら手を差し伸べはしない

そういえばあのバンドマン
「事務所が決まった」って言って
安心して、怠けて、見限られて消えてった

スタートをゴールと見間違えて喜んで
出会った何人もが坂を転がりゆく様

周りを、街並みを変えても歩みが止めば
簡単に戻されてただしにゆくだけ
手放しじゃ変われやしないのさ

一滴の願いの味を知る為に
何万リッターの泥を試してくのさ
乾いた口元の砂を拭っているこの手こそが
未来を作り、掬うのさ