唱不出溫柔的歌

Lyricist: 槙原敬之    Composer: 槙原敬之

抱えた苦しみは誰のせいと
人をひろく責める 窓はずれを
何度も、何度も繰り返して
苦しみは前より増えるばかり
同じページをめくり過ぎた
本のように ひびわすりきれて
自分のなかを見る以外に
もう既は なくなってしまってた
そこで 僕は確かに未完だ 全てを人のせいにして
慣れっても 続けるような
もう一人の自分が 心の中で暴れながら
僕をぼろぼろにするのを・・・
初めて覗いた心の中は 見た事もない暗闇で
僕はとても怖くなって 何度も足がすっくんだ

夏に間に合うように 木の葉は
木陰を作ろうと 大きくなり
木の葉積もる小さな影を
愚か者にも分けってくれる
責めるつもりなどないと言うように
葉音の歌を歌ってくれる
一人生まれたはずの僕は やさしい歌の一つも歌えない
例え何か出来な歌でいい せめてこれから活きる時に
同じような事を繰り返して 誰かまた傷つけぬよう
心の中をどんな時も 見つめられる
強い自分になりたい

初めて覗いた心の中が あんな闇に包まれいたのは
自分を庇う僕の手が 光りをさえぎっていたからだ
この気持ちさえ 苦手な思いと 今は分かるけど
本当に済まない事をしたと 今すぐ謝りに行きたい
木の葉曇る背中押すように 突然強い風が吹いて
立ち上げると 僕の行く 五月の道が光ってた
やさしい歌が僕にも 歌えそうだ