1人じゃ生きられないのに僕たちは
独りにならなくちゃ見失ってしまうから
一握りの加減すらわかんないんだ
いっそひと思いに終わらせてしまえたらなんてさ
最低な願いの歌
後何回振り出しにを繰り返し
目が覚めれば揺れる陽炎みたいだ
掠れて思い出せない夢の中へ
沈んで奥まで、届くまで 君だけを感じたくて
月より明るい長方形の波形の上で
姑息な手で孤独まで 僕の全部を奪って
僕らの夜が途切れるまで
🎶
恋は虚像じゃない? 愛は理想じゃない
透明な物差しの色の違い
藍色を帯びた情が濃い足跡を残した
言の葉に混ざる雑音(ノイズ)が
見える前に、消える前に
刻んで奥まで残るまで 君だけを感じたくて
月夜の片隅、衝動的な関係の牙で
姑息な手で孤独まで 僕の全部を奪って
僕らが夜を愛せるまで
いつか、いつか届くといいな
抜け落ちた音とその静けさ
誤魔化したままだっていいんだ
絡み合って、重ね合って
溶け合うまで
沈んで奥まで届くまで 君だけを感じたくて
月より明るい長方形の波形の上で
姑息な手で孤独まで 僕の全部を奪って
僕らの夜が明ける日まで