歌曲

ナツゾラ

試聽 聽全曲

作詞:吉村彰一、川崎泰弘     作曲:吉村彰一、川崎泰弘



桜が散り 梅雨が過ぎて 曇り空から差し込む 一筋の光
窓の外で 控えめに揺れる 風鈴の音 夜には 大輪の花が咲く

ぶら下げた願いと 打ち上がる花火を 追いかけていたい ずっとずっと このままで

蒼く広がるナツゾラに キミとの思い出を 並べて 繋いで キラキラに飾ろう
また何年も 何年も 時が過ぎて行くけれど
この瞬間(とき)は いつまでも 心に止まってる

傷付け合い 仕立て上げた 水溜りに 浮かんだ 葉が波を立てる
雨とともに 流れ続けた 涙は 渇いた心を 潤す力になる

日に焼けた写真と 気の抜けたソーダを 大切にしまい込んで 次の季節へ

蒼く広がるナツゾラに 飲み込んだ言葉たちを 叫んで 紡いで どろどろに塗り込んで
また何回も 何回も 拭っては汚すけれど いつもの 顔でほら 僕を包んでる

こぼれた星屑が 宙を泳いでいく 澄み渡る夏の空を 彩って

また何年も 何年も 時が過ぎて行くけれど 訪れる度に 違う僕らを 映してく
また何回も 何回でも 顔を合わせていく度に 願いごとと 花火を この場所で交し合おう
日に焼けた肌は もうすぐに はがれ落ちてしまうから