作詞:川辺素 作曲:川辺素
時が止まるほど緩やかに
過ぎてく今夜はそう思う
海の底に眠った大きな船の中
渡されるはずだった手紙
人工衛星が流れ星に弾けて
銀河に漂うプレゼント
永遠に果たされない想いが
増えてゆく今もどこか誰かの
流れ着くことはいつかあるのか
なにひとつ知りはしないあの人まで
時が止まるほど緩やかに
過ぎてく今夜はそう思う
ライトに照れされて近づく影はきっと
待ってるバスじゃないな眩しい
適当に乗り込んで向かう勇気があれば
そんなことをただ考えた
走り去る後ろ姿ながめて
これまでに無くしたものを重ねた
初めからそうなるとはいつも
思わないことばかりと知りながら
永遠に果たされない想いが
増えてゆく今もどこか誰かの
流れ着くことはいつかあるのか
なにひとつ知りはしないあの人まで