歌曲

瞑想

試聽 聽全曲

作詞:五十嵐充     作曲:北野正人



冷えきったアスファルトを叩きつける足音
人混みに埋もれながら 明日を探している
受け入れたこの人生(みち)を
あてもなく進むの?
降り出した雨に 心ごと打たれて

舞い散る椿(つばき)の花片(はなびら)
まるでヴィオレッタのように
美しい調べ
そして静かに目を瞑(つむ)るの

灰色の冬の風がボクの肌を突き刺す
痛みさえマヒするほど生きる意味も見えない
ぼんやりと浮かんでる
無垢(むく)な少女の頃
せめて眠るまで溶けてしまわないで

凍える椿の莟(つぼみ)は
ひとり次の春を願う
ほんの少しだけ
どうか ちから与え給えと

舞い散る椿(つばき)の花片(はなびら)
まるでヴィオレッタのように
美しい調べ
そして静かに目を瞑(つむ)るの