歌曲

アネモネ

試聽 聽全曲

作詞:吉村彰一     作曲:吉村彰一



ずっとずっと前から この気持ちに気づいていたけど
振り向いてくれないね ひとり震えていたの

木枯らしが吹いて 肌寒くなってから 君の温もりに
手をのばしたけど 少し遠くて ポツリ 雪がこぼれたの

いま切ない心に 咲いた 儚い一輪の花に この想い注いで 夢の中に飛び込みたいの
もう好きなんて言の葉 意味さえ 全て忘れてたいけど
かじかんだ手のひらには 嘘をつくことができないの

初めてあった日には 気にすらならなかったのに 季節が巡るたびに 気持ち 抑えれなくなったの

寒空の下で 温かい缶コーヒー 君のやさしさと
重ねてみたけど 届かないから ポツリ また雪がふるの

いま寂しい心に 咲いた 儚い一輪の花に 一雫落として 願いごとを閉じこめたいの
もう 好きなんて言の葉 想いも 全て吐き出したいけど
この白い溜息だけは すべて知っているの いじわるね

降り積もる雪たちに 押しつぶされそうになるけど
いまこの瞬間だけ 1秒間だけでも
抱きしめて ほしかったのよ 全てを失ってでも

いま切ない心に 咲いた 儚い一輪のアネモネ やっと咲いたね 涙で育てた花だよ
いま切ない心に 咲いた 儚い一輪の花に この想い注いで 重い扉の鍵 開けるの

いつか好きよの言の葉と 想いを もう一度掬い上げて
かじかんだ手のひらには 嘘はもうつかないわ
見守っててね これからのわたしを