今注目すべきスポーツ“ブラサカ”とアーティストGLIM SPANKY

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KKBOX編集室
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あの桑田佳祐も「次世代のボーカリスト」として一目置いていると言われるGLIM SPANKYの松尾レミ。独特の世界観とロックな声質……、椎名林檎が登場した頃のざわめきを彷彿とさせる注目のアーティストだ。 そんなGLIM SPANKYは、彼ら同様最近にわかに注目が集まっているブラインドサッカーの日本代表公式ソング「NEXT ONE」(ミニアルバム『ワイルド・サイドを行け』に収録)を書き下ろしており、先日3月21日に開催された「さいたま市ノーマライゼーションカップ2016」では国歌独唱を託されている。
(YouTube: ブラインドサッカー -Blind Football) ブラインドサッカーとは、“ブラサカ”とも言われているスポーツで、全盲の選手がプレーする5人制サッカー(フットサル)のこと(ちなみに弱視の選手がプレーするのは「ロービジョンフットサル」と言う)。ボールはもちろんのこと周囲の選手のポジショニング、敵味方の区別などすべて「音」「声」のみによるコミュニケーションと、「気配」で察知するというエキサイティングな競技だ。1980年代初頭に開発され、ヨーロッパ、南米などのサッカー先進国で発展。特にブラジルは、サッカーだけでなくブラサカでも圧倒的な強さとテクニックを誇っている。2001年になり日本でも、国際ルールに基づいた形で広まり始め、現在では、関東リーグ、関西リーグ、東北北信越リーグ、九州四国リーグと4つの地域にまたがり、その上位チームが出場できる「フィアットカルチョ」まで存在している。リーグの盛り上がりとともに日本代表の活動もはじまり、今はA代表、なでしこ同様世界の壁に苦しみながらも奮闘しているところだ。 国歌独唱を終えた松尾レミは、「国際親善試合での国歌独唱とのことで、とても緊張しましたが、選手や観客のみなさんも一緒に歌っていただいて、会場全体の一体感を感じることができ、貴重な体験となりました。楽しかったです」とコメント。日本代表公式ソング「NEXT ONE」はIBSAブラインドサッカーアジア選手権2015に続き、ブラインドサッカー日本代表が韓国代表と対戦する今大会でも選手入場曲として使用された(韓国代表との試合は1-1のドロー)。 GLIM SPANKY、ブラインドサッカー共に今後も注目していきたい。
KKBOX編集室
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