アイドルの耳元-ハナエモンスター(豆柴の大群)

アイドルが愛用しているイヤホンやヘッドホンを覗かせてもらう連載企画「アイドルたちの耳元」。アイドルの皆さんの音楽ライフを紹介するとともに、インタビューの際にプレイリストを拝見し、その日に聴いていたソングリストを教えてもらいます。今回は2020年10月7日にメジャーデビューシングル『AAA』をリリースした豆柴の大群のハナエモンスターさんにお話をお聞きしました。 豆柴の大群は、TBS系のバラエティ「水曜日のダウンタウン」内のアイドルオーディション企画「MONSTER IDOL」から生まれ、安田大サーカスクロちゃんによるプロデュース・シングル「りスタート」でデビュー。結成発表から僅か1週間にも関わらずオリコン週間ランキングで1位を獲得するなど、いま最も目が離せないアイドルグループです。
ハナエモンスターの耳元
KKBOX:ハナエさんのイヤホンを見せて欲しいのですが、イヤーピースが無いですね(笑)。
ハナエ:そうなんです、落としてしまいました(笑)。ソニーのネックバンド型のイヤホンです。私、暴れながら聴くことが多くて(笑)。以前はコードを手によく引っ掛けてしまってたんです。それで見つけたのが、このネックバンド型のイヤホンです。そうしたら音に感動しちゃって。聴いている音楽以外の周りの音が消えるんですよ。一度失くしてしまったんですが、ずっと、これを使っています。

100円ショップのイヤホンを使ったこともあったんですが、西野カナさんの歌がビリビリビリとかになってしまい・・。これは4000円なんですが、私にとっては初めての高級イヤホンです(笑)。これを使い始めてから、重低音が響くとか、ベースの音がよく聴こえるという意味がわかるようになりました。もう、手放せないです。

KKBOX:音の素晴らしさを発見できるイヤホンに出会えて良かったですね。
今日、何の音楽を聴いてました?
KKBOX:ハナエモンスターさんは普段どんな音楽を聴いているんですか?
ハナエ:バーチャルシンガーの花譜さんや星宮ととさんをよく聴いています。姿を見せずに仮想の自分で歌っているって惹かれます。
出典元:YouTube(星宮とと)
KKBOX:最近、バーチャルシンガーってすごく人気ですよね。
ハナエ:バーチャル系のYouTuberって、声優を目指している人たちがやっていることも多いんです。私もアニメが好きで声優への道に進みたいと思った時期もあったので、バーチャルシンガーに興味もあるし、自分もやってみたいなと思います(笑)。でも花譜さんも星宮ととさんも、バーチャルシンガーだからというより、お二人の声が素敵だし、なにより曲が好きです。
KKBOX:同年代のトラックメーカーやシンガーソングライターも好きなんですよね?
ハナエ: SASUKEさんの「J-POPは終わらない」のミュージックビデオを見た時に「妹と同じ歳なのに、こんなカッコいい曲を作るのか」とビックリしました。いま、私は19歳なんですけど、私より年下の人たちがスゴイものを作っているとか感動します。
出典元:YouTube(Warner Music Japan)
私と同じ歳のMega Sninosukeさんも好きです。私、音楽を作ってみたいと思ってギターを始めたことがあったんです。1ヶ月で辞めちゃったんですけど(笑)。曲を作れるのは憧れですよね。
KKBOX:ハナエさんは音楽感度が高そうですけど、どんな感じで新しい音楽を知るんですか?
ハナエ:このアーティストだけを聴くということは少ないです。サブスクで聴いているといろんな曲をオススメしてくれるじゃないですか。そこでいいなと思う曲をどんどん登録して聴いてます。あとはYouTubeでミュージックビデオを見るのが好きです。気になるサムネがあったらポチッと聴いてます。
KKBOX:昔はジャケ買いという言葉があったけど、いまの時代はサムネ聴きなんですね(笑)。
ハナエ:ホント、そうですよね。YOASOBIさんやヨルシカさんのイラストとかにも惹かれますよね。あ、私ってやっぱり見えない歌い手さんが好きなんですかね(笑)。
KKBOX:ちなみに、今日はここに来るまで何を聴いてましたか?
ハナエ:星宮ととさんの「ネオンライト」、アズマリムさんの「人類みなセンパイ!」です。アズマリムさんはレコメンドで流れてきて聴くようになりました。あと、この前やっていた、新しい学校のリーダーズさんの無観客ライブがカッコ良すぎました。その中で2年前の曲ですが「迷えば尊し」が特に心打たれましたね。
出典元:YouTube(Victor Entertainment)
画面は平面なのに、立体感を感じさせる迫力とか表現力に釘付けになってしまいました。あと振り付けですね。新しい学校のリーダーズさんは、自分たちで振り付けやっているんです。私も、豆柴の大群で振り付けをやっているんですが、マネできないぐらいスゴイです。いつかお会いしたいです。
ハナエモンスターとWACKの出会い
KKBOX:ハナエさんにとってWACKと出会うきっかけはどんな感じだったんでしょう。
ハナエ:父がBiSのことが好きで、家で「DiE」や「Fly」が流れていたんです。それで、第一期のBiSが好きになったんです。そして、そのあと生まれたBiSHさんを最初に見た時に強く残ったのが、先を捉えているような目力でした。アイナさんの揺れる眼球とかに、すっかり虜になってしまいましたね(笑)。その時に改めてWACKを知るきっかけになったんです。
出典元:YouTube(BiSH)
KKBOX:ハナエさんにとってBiSHは特別な存在なんですね。
ハナエ:私はWAggというWACKの研究生グループに所属していたんですが、初めてのライブのオープニングアクトにBiSHさんに出演して頂いたんです。その時はBiSHさんのお力をお借りしたんですが、いつかは対等な立場で私たちからも何かをお返しできるようになりたいと思います。

KKBOX:BiSH、それにEMPiREと同じエイベックスですね。エイベックスとWACKで面白いイベントができたら面白いですね。
ハナエ:ですね。その時は豆柴の大群のステージの時間も長くして欲しいです(笑)。
豆柴の大群はWACKの異端児になれるのか!?
KKBOX:改めてですがメジャーデビューおめでとうございます。率直な感想をお願いします。
ハナエ:豆柴の大群は、メジャーデビューまであっという間だったんです。嬉しいのはもちろんなんですが、メジャーに見合ったパフォーマンスができるのかという不安があるのも事実ですね。
KKBOX:豆柴の大群の話題が大きくなっているその時に、コロナの影響で予定されていたライブも中止されたりしました。モチベーションを継続するのは大変だったのではないですか。

ハナエ:活動ができないということで、みんなから忘れられちゃうんじゃないかという不安がありました。ライブも延期でなく、中止になった時は心が折れそうになりました。そんな中でも、渡辺さん(WACK代表取締役)や周りのスタッフの方が、いろいろ繋げようとしてくれていて。私たちもいつ活動が始まってもいいように、マスクして声を出さない状態でひたすらダンスの練習をしていました。
KKBOX:その期間、確かに大変だったとは思います。一方で、いま振り返ってみてプラスになったことなどありますか。
ハナエ:ダンス漬けの練習ができたのは大きかったと思います。みんなの動きが揃ってきたのがわかるし、特にカエデは本当にダンスが上達しました。見えない中で頑張ってきたことが、実を結んでいるのかなと感じています。私もみんなのダンスを客観的に見る時間ができました。「ナオってこう踊るんだ、ここカッコいいから、真似してみようかな」とか、いろんな気付きがあってインプットできることが多かったです。
KKBOX:ひょっとしたら勢いで活動していた時より、自粛期間中は皆さんにとって、これからに繋がる部分が大きかったんでしょうね。
ハナエ:そうですね。振り返ってみたら良かったと思えることがあるんだと思います。
KKBOX:そして今回のシングルですが、タイトルの「AAA」は言葉通り、3曲ともA面だよ!って意味ですよね。
ハナエ:はい、そうです、あとはエイベックスとかけてます(笑)。
KKBOX:豆柴の大群の魅力がわかる3曲になっていると思います。「サマバリ」を聴いて感じたのが、子供たちが夢中で踊っていた初代のモーニング娘。感です。
出典元:YouTube(豆柴の大群)
ハナエ:私たちも初めて聴いた時に「モー娘っぽ!!」と思いました(笑)。松隈さんがWACKのほかのグループとはちょっと違う感じで曲を作って頂いているのかなと思います。「豆柴の大群-お送りするのは人生劇場-」もそうですが、みんなが楽しんでもらえるようなミュージックビデオかなと思います。あとクロちゃんの歌詞のセンスとか、クロちゃんの持っているアイドル像とかも出ているんだと思います。

KKBOX:小さい子供たちが夢中になったり、親子で観に行きたくなる感じは、いい意味でWACKの中で異質じゃないですか?
ハナエ:豆柴の大群は、名前もそうだし、曲もほかのWACKのグループと違うんです。私も含めてメンバーはWACKに憧れてきたので、最初はほかのグループのような曲に憧れはありました。でもいまはこれが「私たちの武器だ!」と理解できています。だから、このキラキラさをどんどん発揮していきます(笑)。
KKBOX:「恋のかけ算」のミュージックビデオでは、初の水着解禁ですね。どうでした?(笑)
出典元:YouTube(豆柴の大群)
ハナエ:私、水着着たくなくてWACKに入ったんですよ(笑)。まさかあんなに露出が多いなんて・・。でも見てみたら「あー、輝いてんなー。アイドルだなー」と思いました(笑)。
KKBOX:そもそも海とか、プールかと行くことあるんですか?
ハナエ:私、10メートルも泳げないので、そもそも水が苦手なんで、そういった場所には近付かないですね。波に足をさらわれたらどうしようとか、クラゲに刺されたらどうしようとか不安ばっかりじゃないですか。そんな私が、水着を着て海に行くなんて。WACKの新しい扉を開いた感じです。
KKBOX:M3の「今」は、まさに豆柴の大群の「今」が詰まっていますね。
ハナエ:作詞は渡辺さんなんですが、必ずそのグループへのメッセージを込めるんです。最初、怖かったですね、その歌詞が。「いつかは終わるんだから」とか「恥ずかしいことが恥ずかしい」とか、渡辺さんに怒られているのかなと思ったんです。でも、改めて考えてみると、私たちの背中を押してくれるメッセージなのかなって感じました。「何事もいつかは終わる だから 今を頑張って欲しい」ということじゃないかって、勝手に解釈してます。
KKBOX:渡辺さんには聞いてみました?
ハナエ:まだ、聞いてないんです。なんて返ってくるんだろ。
KKBOX:間違いなく前向きに感じる曲です。いろんな状況があって注目された、でもコロナ禍の中で思うように活動できなくなって・・。そんな豆柴の大群の「今」をファンとしても共有できる曲だと思います。今日で、自分も豆柴の大群の大ファンになってしまいました。
ハナエ:わ。本当にありがたいっす。
KKBOX:そして遂に10月24日には初ワンマンライブ「豆柴の大群のりりスタート」開催で、会場が昭和女子大学人見記念講堂というスゴい場所ですね。クラシックとかよくやってますよね。どんな内容になりそうですか?

ハナエ:2部制なんですが、まだ私たちも詳しく聞いてないんです。大人の人たち、全然教えてくれないんです(笑)。水着曲を決める対決も当日まで知らなかったんです。
KKBOX:そういった対応力はWACK的ですね。最後に「AAA」の豪華初回盤について教えてください。
ハナエ:フォトブックはスゴいですよ。清楚です。これもWACKにはない感じなので期待してください。あと特典映像用で熱海旅行に行ってきました。女子会の旅みたいに食べ歩きしたり、SUPに乗ったり、いろんな映像満載です。見所はみんなで露天風呂に入っているセクシーショットもございます(笑)。
KKBOX:本当にセクシーなんですか?(笑)
ハナエ:それは、是非見てみてください。
〈プロフィール〉

TBS系バラエティ「水曜日のダウンタウン」内のアイドルオーディション企画「MONSTER IDOL」から生まれた、 アイカ・ザ・スパイ、ナオ・オブ・ナオ、ミユキエンジェル、ハナエモンスター、カエデフェニックスの5人からなるアイドルグループ。 2019年11月6日 TBS「水曜日のダウンタウン」の企画「MONSTER IDOL(モンスターアイドル)」が始動。 12月18日 グループ名を「豆柴の大群」として結成。 12月25日デビューシングル「りスタート」が結成発表から僅か1週間にもかかわらず、オリコン週間ランキングで1位を獲得。3月4日に2ndシングルとしてタワーレコード限定で2作同時発売された。3月からここをクリックしてテキストを入力してください。公式YouTubeチャンネルにて毎週動画配信を開始。 6月10日、1stアルバム『スタート』を発売。 8月5日、「水曜日のダウンタウン」内でクロちゃんのドミノ企画を実施。 ドミノ倒しは成功とはならなかったが、「豆柴の大群」がavexからメジャーデビューすることが発表となった。 10月24日には初のワンマンライブ「豆柴の大群のりりスタート」を昭和女子大学 人見記念講堂にて開催することが決定している。