青葉市子が100年後に残したい音楽:897Selectors#46

青葉市子が100年後に残したい音楽:897Selectors#46

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897 Selectors
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プレイリスト紹介

第46回目の「KKBOX presents 897Selector」は、音楽家・青葉市子10月19日に通算5枚目となる新作「マホロボシヤ」を発表。独特な世界観を持ち、常に自己流を貫く彼女の様々なミュージックヒストリーからの選曲をお聴きください。

<TALK MEMO>
M1. 風の谷のナウシカ~オープニング~ / 久石譲
映画「風の谷のナウシカ」が公開したのは1984年。青葉さんはまだ生まれていなかったが、幼少期、親の影響もあってVHSでよく見ていた。この曲に乗せて壁画が流れていくシーンやナウシカがオウムの抜け殻に出会うシーンなど、特に好きなシーンは、テープが擦り切れるほど繰り返し見ていた。

M2. 逆抵牾参る / 日比谷カタン
2007年リリースのアルバム「ウスロヴノスチ」に収録された17分を越える大作。青葉さんのギターの師匠・山田庵巳さんの「師匠」である日比谷カタンさんの楽曲。京都のライヴハウスで行われたLIVEを再現列で見て、そのギターの表現の幅の広さに感動する。

M3. I Saw Stars (Take 3) / Django Reinhardt
師匠・山田庵巳さんに「朝起きてから夜寝るまでずっと聞くように」と勧められたギタリスト。当時の生活の一部となっていた。お送りしたのは34年の録音で<Take3>。

〜音楽活動に影響を与えた曲〜
M4. 悲しみのラッキースター / 細野晴臣
「ついつい口ずさんでしまう」と青葉さん。細野さんのLIVEで、よくデュエットする曲。細野さんとも共作したアルバム「ラヂヲ」(2013年発売)の制作中、「緊張せずにのびのびやってよ。じゃないと音楽がキラメカないから」という「魔法の言葉」をもらい、今でも落ち込んだ時の支えになっている。

M5. 震動の国 / 七尾旅人
七尾さんとは2011年、SNSを通じて出会った。以降、お互いのLIVEも見に行くようになり、七尾さんのLIVEでは突然「ステージに上がって弾いてくれ!」というむちゃぶりも…「お前は怪物のままで良いんだ!」というこれまた「魔法の言葉」をもらったエピソードも。

〜100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲〜
M6. Rythm / 石橋英子
出会いは上京した時のCDショップの視聴機。誰かの心に残ってほしいというより、(100年後にも)この曲があったという息吹が漂っていれば良いな。という思いで選んだ。音楽に向かう姿勢が「祈り」に近いものがあると感じている。

M7. 光輪 / テニスコーツ
「誰しもが心の中に子どもを飼っている」と青葉さん。みんな生きていくために、大人の鎧を着込んでいくけれど、彼らの音楽は、人の内側にあるものをそのまま表現している。と。

〜放送されなかったけど、お気に入りの楽曲とコメント〜
M. Assimetrica / 三宅純
三宅さんのアルバムで最も好きな作品。アートが歌っている。

M. Para Machucar Meu Coraçao / Joao Gilberto
アート(ARTO LINDSAY)が来日した際、一緒にやっていた曲。

M. 黒のクレール / 大貫妙子
大貫さんの曲はメルヘンで、世界の奥のほうでほんのり哀しくて、安心します。この曲はよくカバーして歌っています。

〜現在の青葉市子さん〜
M8. 神様のたくらみ / 青葉市子  
前作からおよそ3年。

この期間は、お芝居にも密接に関わっており、音楽だけでなく自身も役者として舞台を経験した。 アルバム「マホロボシヤ」は、この演劇(舞台)経験からできた作品もあり、「神様のたくらみ」もその1つ。

M9. マホロボシヤ / 青葉市子
先月19日にリリースしたアルバムのタイトルトラック。「まぼろしや」と「ほろぼしや」が合わさった言葉。現在の青葉市子が詰まった1曲。