【作業用BGM】ニコ超会議来場者が選曲
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【作業用BGM】ニコ超会議来場者が選曲

2016-08-30
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4月29・30日に千葉県・幕張メッセで行われた「ニコニコ超会議2016」に、KKBOX編集部も行ってきました! 音楽だけではなくコスプレ、ゲーム、プロ野球、歌舞伎など、様々なブースが参加する同イベント、いったい会場の様子はどうなっているのか? 来場者はどんな人なのか? ……気になるレポートをお届けしつつ、さらには「超会議に来る人たちは普段どんな音楽を聴いてるの?」という、ちょっぴり気になる疑問を直接来場者の皆さんにぶつけてみました。

■「ニコニコ超会議」ってどんなとこ?
ボーカロブーム、“歌ってみた”や“踊ってみた”など数々の新しい流行を世に送り出した、日本を代表する動画サイト「ニコニコ動画」が主催する「ニコニコ超会議2016」。ニコニコの“だいたいすべて”を地上で再現するという壮大なイベントで、今回で5回目を迎えます。さまざまな歌い手やグループが出演する「超音楽祭」が開催される他、歌舞伎、プロ野球、相撲、将棋、囲碁というメジャーな競技ともコラボ。さらに、ドローンを実際に操作する体験型アトラクションやVR体験、大人気ゲーム『スプラトゥーン』の対戦イベント、ボルダリング、お化け屋敷、日本刀製作体験、自衛隊に政党ブース……果ては漫画『カイジ』に登場する“鉄骨渡り”を体験できるコーナーなどなど、まさに全方位にチャレンジするアグレッシブな企画が盛りだくさん!

■2日間で15万2千人以上が来場!
取材班が最寄りの海浜幕張駅に降りると、幕張メッセへ向かう人たちの絶え間ない流れができていました。今回は2日間で計15万2千人以上が来場し、ネットを通じて554万人もの人たちが参加。駅前を見ると若い世代の人を中心に親子連れ、家族連れなど来場者の世代もさまざま。男女比では6:4で女性の方が多い印象を受けました。会場にはコスプレステージも用意されていることもあり、バリエーション豊富なコスプレイヤーたちの姿が目に映ります。""大人の文化祭”と言われる超会議ですが、まさしくそんな感じ! 駅から会場に向かう道中から既にワクワクする光景が広がっていました。

■A応Pから松崎しげるまで!大盛り上がりの「超音楽祭」
アーティストたちによるライブステージ「超音楽祭」の会場エリアに入るとすぐ、DJブースを囲みサイリウムが舞う「超ボーカロイドエリア」が目前に。オーディエンスが一斉にサイリウムを掲げ、DJの出す音に反応する姿に、視聴者の参加や体験、アーティストとファンとの距離の近さに力を入れているニコニコの真髄的なものを感じた瞬間でした。目指す超音楽祭ステージはそのお隣り。そこではアップアップガールズ(仮)、9nineというガチアイドル勢、『おそ松さん』のオープニングテーマで一躍人気となったA応P、また『スプラトゥーン』から参戦の2人組ユニット、シオカラーズもサプライズで出演。そしてデーモン小暮、松崎しげる、小林幸子という超ベテラン歌い手も次々と“降臨”しました。いい意味で脈絡のないヘッドライン、そしてここでしか見れない超レアなコラボパフォーマンスにも会場は大盛り上がり! その様子はネットの生放送でもオンエアされており、オンラインで競い合うかのように大量のコメントが殺到。まさしくニコニコ特有の圧巻の体験ができました。

■超会議に来る人はどんな音楽聴いてるの?
写真を見てお分かりの通り、超会議の来場者はバラエティに富んだ人たちばっかり! 「彼らは普段どんな音楽が聴いてるんだろう」という疑問を解消するため、その場でアンケート調査を敢行しました。「ボカロやアニソンが多いだろうなあ」となんとなく思っていたのですが、その結果は目を見張るものばかり。ビジュアル系やロックバンド、洋楽、邦楽、ゲーム音楽、EDM、アイドル、歌い手グループ……こんなにバラバラな回答が帰ってくるのも珍しいんじゃないでしょうか。「普段、作業用BGMとしてどんな音楽を聞いているの?」という質問には「ボカロ。テンションが上がる!」(おりゅうさん・男性)「ボカロ、歌ってみたメドレー、アニソン、アジカン、バンド系」(もっちゃんさん・女性)という声が多い傾向がありました。もちろん「めいちゃん(歌い手)りする(歌い手)雪見(歌い手)うらたぬき(歌い手)」(うみちゃんさん・女性)というらしいコメントも。

■やっぱり定番のボカロ曲!一番人気は?
「好きなアーティストとオススメの曲は?」という質問では、「ひなビタ関連楽曲『ちくわパフェだよ☆CKP』」(羽瀬川るんさん・女性)といったこちらも“らしい”感じの回答が多かったです。その他、“音ゲー”SOUND VOLTEXシリーズの楽曲をすらすらと書いたS.Kさん(男性)。超音楽祭に出演していた私立恵比寿中学を見に来たと言う、れおさん(男性)は「ラブリースマイリーベイビー」と力強く答えてくれました。歌い手の中では4人組ユニット、浦島坂田船を推す人も多く、「Mermaid」(ふうかちん↑さん・女性)とオススメを挙げてくれた人も。中にはボン・ジョヴィの代表曲「It's My Life」がイチオシという、一周回って異彩を放つ意見(鈴木美羽さん・女性)もありました。

定番のボカロ曲でもバリエーション豊かなエントリーが続きました。「疑心暗鬼」「ゴーストルール」「ヒビカセ」「愛言葉」「クラウドライダー」「チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!」「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」「虫歯は歯を磨いて治す!」……まさに来場者の数だけ好きなボカロ曲があるという状態ですが、その中でも最も支持が集まったのは164氏によるGUMIが歌う「天ノ弱」。2011年に投稿されたメロディアスなナンバーが根強い人気を誇っていることに、さすがはニコニコ! と超納得してしまいました。

今回集めた「ニコニコ超会議」来場者のお気に入りソングと作業用BGMの一部をピックアップしたリスト、そして気になる「超音楽祭」のセットリストを一部紹介するプレイリストを公開しているので、是非チェックしてみてください。超会議に行った人はあの感動をもう一度! 行けなかった人も会場の雰囲気を味わうことができるかもしれませんよ。

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    最終更新

    2016-08-30