佐野元春が100年後に残したい音楽:897Selectors#9
プレイリスト - 5 曲 |

佐野元春が100年後に残したい音楽:897Selectors#9

2016-12-28
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「KKBOX presents 897 Selectors」第9回目の放送はいかがでしたか?35周年アニバーサリーツアー真っ最中の佐野元春さん。まさに特別講義!佐野さんの尽きることのない音楽探求の一面を語って頂きました。番組の中でお話があったBob DylanとSimon & Garfunkelの意外な共通点も是非KKBOXで聴き比べてみてください。

【TALK MEMO】

〜10代、20代の節目となった曲〜 

M1. TELL ME WHY / Neil Young
1956年生まれの佐野さんは、10歳くらいの頃から意識的にポップソングを聴くようになった。この曲は14歳の時にリアルタイムで聴いていたとのこと。その頃の佐野さんは既にギターとピアノで作曲を始めていた。POPソングのテーマ「成長を歌う」ことであり、当時の佐野さんは、"大人とは何か?どうやったら大人になれるのか?"という直感的な疑問に対して、Neil Youngの歌詞が響き、とても気に入ったそうだ。

M2. Girl From The North Country / BOB DYLAN
佐野さんのキャリアを語る上で欠かすことの出来ない存在のBOB DYLAN。60年代初期のBOB DYALNはプロテスト・ソングが有名だが、当時は昔の伝承歌=フォーク・ソングを発掘して、自分流にアレンジして歌うことがムーブメントであった。この曲も伝承歌がモチーフであり、その証拠に同じ伝承歌を引用したと言われるSimon & Garfunkelの「Scarborough Fair」は、「Girl From The North Country」と全く同じフレーズがあるとのこと。

〜音楽活動に影響を与えた楽曲〜

M3. DON'T LET ME DOWN / THE BEATLES
ジョン・レノンの曲は感情・メロディー・声・リズムがピッタリと組み合わさっている。多感な頃の佐野さんは、直感的にこんな曲を書いてみたい!と思ったとのこと。

M4. Sail Away / Randy Newman
ソングライティングをしていた頃に、日本で手本になる人がおらず、海外のアーティストのストーリーテリングを参考にしていた。1972年に出会ったこの曲は、聴くだけで自分なりのストーリーが浮かんでくる素晴らしい曲とのこと。ビートルズ"DON'T LET ME DOWN"とこの曲は、作曲活動の大きなお手本となったと佐野さんは語った。

〜100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲〜

M5. Alfie / CILLA BLACK
M6. I've Got You Under My Skin / Frankie Valli & The Four Seasons
どちらも1966年の楽曲。この年は、ビーチ・ボーイズが『ペット・サウンズ』をリリースし、ビートルズが『サージェント・ペパーズ』の制作を開始するなど、「ポップソングの概念が変わった革命の年」と佐野さんは語る。しかし、佐野さんは1966年当時の楽曲はリアルタイムで聴いていた訳ではなく、1970年に入ってから60年代中盤の曲を遡って聴くようになる。その中でビートルズなどのいわゆる"カウンター・カルチャー"に傾倒していた佐野さんは、"メイン・カルチャー"がしっかりしていなければ"カウンター・カルチャー"が盛んになることはないことに気づき、昔ながらのポップスにもリスペクトを払うようになったそう。

また「100年後も残る楽曲は秀逸なメロディーが不可欠」と語り、その理由としてビートやリズム、グルーブは時代の流行に左右されるが、感情に訴えかけるメロディーは普遍的であるからと話した。そして、ポップソングには感情=ロマンスが必要であり、その最高峰としてこの2曲を佐野さんはセレクトした。


『KKBOX presents 897 Selectors』
every sun. 20:00~21:00 on InterFM897

<Message for All Music Lovers>
私たちのまわりにある、ありとあらゆる分野で刺激を与え、彩を添えてくれているモノ、コト。
そして、そのモノ、コトを発信するクリエーターたちには、人生に寄り添ってきた大切な「音楽」があります。
その音楽は、作品に、言葉に、彼らに、どんな影響を与えたのでしょうか?
人々を魅了するクリエーターたちが、大切な曲との出逢いやその影響を自らが語り、
音楽と共にお届けする1時間。

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    最終更新

    2016-12-28