作詞:森雪之丞 作曲:吉田拓郎
デジタルの文字は砂時計より早く
破滅へのカウント数えているね
昨日 流行ってた服や科学や歌が
地下鉄の車輪に轢き殺されてゆく
石の恐竜がひしめくビルは迷路
風も自信無げに地図を広げる
神の顔をしたシステムを信じれば
人間の姿でロボットになるのさ
君が好きだけど
『愛』なのかわからない
新しい辞書にはその言葉さえなく
あの夜 抱き合ったホテルは壊されて
刑務所とよく似た学校になったよ
30年前なら SFの街でも僕達はまだ
愚かに恋をする
欲望はダウンタウンで
安売りされるけど
涙を止める錠剤はまだないね
政治で儲けるペテン師達は今も
平和が続くって思ってるらしい
闇に立ち込めた過酷な退屈が
今にも爆発しそうだというのに
君が欲しいけど
『夢』なのかわからない
情報が皮肉があまりに多すぎて
混線した電話聞こえないと言ったら
サヨナラがその後FAXで届いたよ
30年続いた 情熱の街
未来を手にいれて
未来を失った行く先を訊ねても
『夢』みた人はもう
土に埋もれて何も語らない
30年前なら SFの街
でも僕達はまだ愚かに恋をする
欲望はダウンタウンで
安売りされるけど
涙を止める錠剤はまだないね
吉田拓郎