楽曲

灯取虫~ヒトリムシ~ feat.SHINGO☆西成(Track by JASHWON)

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作詞:-     作曲:-



街灯 自販機 窓辺の灯
また光から光 踊り群がり
時に蜘蛛の仕掛けた糸に絡まり
羽をばたつかす程に 空回り
雨が上がり 夜霧がかかり
あまりの静けさに目を覚まし
時計の針は12を跨ぎ
この暗闇じゃ虹も見えない
僅かな小銭 ポッケの中に
部屋着のまま外へ飛び出し
いつもと違う あの角曲がり
あてもなく 足の向くままに

シケた町並み 剥がれた張り紙
避けて歩く水たまり 目線を真下に
アスファルト染み込んだ 雨の匂い
そして耳元に心地よい 静寂に酔い
置いてかれた自転車 踏みつけられた不吸殻
目が合った野良猫 一人か お前も
ため息と独り言 足を止める歩道橋
吸い寄せられるかのように 見上げれば

どうせ俺なんか が口癖
自分に無い物が欲しくて
言い訳ばっかして落ちぶれる
なぁ諦めるなってな途中で
でもぐうたらでシャイ元々
携帯無いとナイフ喉元
自分で付けようなピリオド
マスクしたままの独り言

青白い防犯灯 家路を照らす
人気無い通りじゃ 不審者が目立つ
人混みの真ん中 華やいだ盛り場
ネオンの裏側 蜘蛛が糸を引いて待つ
謳歌した青春を 後悔した人々
高架下 河川敷 焚き火とブルーシート
見下ろしてる 真っ赤な航空障害灯
こっからじゃ全てが 美しく見えるよ

それは誰かの暖かい家庭
それは誰かのドン底 成れの果て
それは誰かの流した 血と汗
きっとそれは誰かの 追いかけた夢
なんて思いを馳せ眺める 缶コーヒー片手
120円の夜景 誰もが重たそうな荷物を抱え
傷ついた 羽ばたつかせ 暗がりを避け

どうせ俺なんか が口癖
自分に無い物が欲しくて
言い訳ばっかして落ちぶれる
なぁ諦めるなってな途中で
でもぐうたらでシャイ元々
携帯無いとナイフ喉元
自分で付けようなピリオド
マスクしたままの独り言

月や星 ましてや 太陽でも無い
その光は 誰にも 平等では無い
放射状の道しるべ 辿り保つバランス
螺旋の軌道描き 群衆に加担する
分かってる いつか破綻する
目閉じて飛んじまえば 全て片付く
みんな心と足元 同時にすくわれ
それでも その光に 縋り付くだけ

それは大切な我が子の 愛するあの人の
女の 気の知れた仲間の 温もり
今日洗い流すグラス なみなみの幸せ
疲れ果て眠れば また迎えに来る朝
胡散臭い先生方の 有難い御言葉
全て忘れさせてくれる 魔法のくせェ粉
手首伝う生ぬるい 生きてる証
二度と迎えには来ない朝 永久の安らぎ

いっぱい失敗してもいい
自分に負けるな
Stand By Me
一回 二回 泣いてもいい
三回目に笑えれば イイ
灯取虫でも生きている
バカにされても飛んでいく
もうすぐ抜ければトンネル
桜が宙に舞ってる