楽曲

すべりだい

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作詞:椎名林檎     作曲:椎名林檎



あなたが八度七分の声を 使うときは
必ずあたしに 後ろめたいことがあるとき
汗ばんだって 恥らったって理由もなく
触れたがったりした 凍えたって甘えたって
只の刹那に変わった2人 その時全て流れ落ちた
冷たい秋は たった2度目でも
砂場の砂も気持ちも全部 2人の手で滑り落とした

あなたが脈略も無く キスをくれるときは
必ずあたしの機嫌を 損ねた様なとき
汗ばんだって 恥らったって理由もなく
触れたがったりした 凍えたって 甘えたって
只の刹那に変わった2人 その時全て壊れ落ちた
激しい雨には 慣れていたけど
お得意の嘘や詮索ごっこが 最後の遊びへ導いていた
Ah… Ah…

このところ 悔やんでばかり居る
口には決して出せないけど
今のあたしだったら あなたと退らずに済む様な 気がする
許されるなら本当はせめて すぐにでも泣き喚きたいけど
こだわっていると 思われない様に右眼で 滑り台を見送って
記憶が薄れるのを 待っている Ah… Ah… Ah… Ah… Ah… Ah…

収録アルバム

幸福論
幸福論
1998/05/27

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