楽曲

真昼の月

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作詞:Ryosuke     作曲:Ryo



息をして 生き延びて
止まらずに歩いてきた道
思い出と呼んできた古い傷
治る気配は無い そんな気も無い

あとどれくらい残っているだろう
わたしが生きる今
あなたとは離れたく無いと
思えた今

蝉時雨 聞こえていますか
夏の終わりなんて まだ来ないのに
胸が騒ぐのは どうしてなんでしょうか
あなたが笑うだけで
胸が騒ぐのは どうしてなんでしょうか

金木犀 香る風
夕暮れの木陰 裏返った落蝉ひとつ

やっと得た居場所にだっていつか
最期の日は迫る
悲しみがいつか去るように
終わりはくる

通り雨だと分かっていても
ずっと止まないような気がしてしまうのは
どうしてなんでしょうか
あなたと濡れるならば止まなくて良いと
思えてしまうのに

揺り返す日々があやす 晴れ渡った空に
白く浮かぶ 真昼の月
熱を帯びて いつの日にか
わたしを焼くのは
綺麗な思い出なのでしょう

この声は 聞こえていますか
あなたの終わりなんて
信じちゃいないのに
胸が騒ぐのは どうしてなんでしょうか
こんなに痛いのに
生きていたいのは どうしてなんでしょうか
苦しいほどに この世界が眩しく見えてしまうのは
どうしてなんでしょうか

あなたの終わりなんて 信じちゃいないけど
最期の日が今日だって
あなたと同じように笑っていたいのです

収録アルバム

Wolves
Wolves
2018/07/25

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