楽曲

結ぼれ

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作詞:未映子     作曲:未映子



言葉に去られて、あなたは疲れて
重ならない愛を誇りに、不憫に思うのは私
夜明けまえ
音楽に寄りかかり、ふいに涙声
どんなに強く抱きしめても、こぼれ落ちるものがあるのよ

体は聞き分けがない
限りある夜の闇に二人で落ちたい
私を愛さないで、私を愛して
あなたのあの匂いで、胸が痛い

ついさっき抱いてもらったっていうのに
私の心と体はふちだけになってしまった
何もかもが不確かで何もかもが美しすぎるの、
どうしてわからないの?

いいわけを考える、あと少し触っていたい
私を満たす癖をもつ、嘘をもつあなたを愛せば

心は悲しみたがる
限りある春の夜に二人で落ちたい
私を愛さないで、私を愛して
あなたのあの思いで、胸が震える

ついさっき抱いてもらったっていうのに
それだけじゃ足りず、かさなる体も心には追いつかない
あなたはこの歌をただの春の夜の気まぐれだって、
どうして笑ってるの?

心を見逃さないで
懐かしさに阻まれるこの春の宵よ
私を愛さないで、私を愛して
繰り返すこの世界を一緒に隠して

ついさっき抱いてもらったっていうのに
私の心と体はふちだけになってしまった
何もかもが不確かで何もかもが美しすぎるの、
どうしてわからないの?

ついさっき抱いてもらったっていうのに
私の心と記憶は手をのばしてあなたの声を
感情は私の中のどこに生まれて?
あなたと結ぼれ、絡まって、ほどけない

ついさっき抱いてもらったっていうのに
私はほんとによく泣いて、終わりを見れない淋しさを
何もかもが不確かで、それだから、私たちは会えた
どうしてわからないの?どうしてわからないの?
どうしてわからないの?