目には写らない昨日の景色さえも
ひたすら夢中になった 少女は宙を舞った
目には浮かばない明日の彩りさえも
架空生物は自由を履き違えて転がっている
こぼれ落ちた幸せも
どうか、巡り巡る未来を描いている
変わっていく景色も変わっていくあなたも
ひらすら書き殴った言の葉も
変わっていく歩幅も変わっていくわたしも
全ては灰になる 光と願おうか
朝焼けに染まった街へ
流れていた 流された人々は今日も
変われないか 変われないさ
微睡んだ 朝になった
染まりついた群青を眺めていたんだ
おとぎ話のような日々を望んでいる
変わっていく景色も
変わっていくあなたも
流れていく記憶も眺めていた景色も
ひたすら掻き鳴らした音さえも
変わっていくあなたと交わしていた言葉も
全ては灰になる 光を探そうか
朝焼けに染まった街へ
染まった街へ