楽曲

千年の独奏歌 - MIKU EXPO 2014 in INDONESIA Live

yanagiP, KAITO
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作詞:yanagiP     作曲:yanagiP


ひとり灰色の丘 乾いた枯草踏みしめて
思い巡らせる 空の彼方に

風に揺れる花びら 柔らかなあなたの微笑み
淡い記憶のかけら セピア色の向こうの幻

誰も知らない 歌を奏でよう
この身が錆びて 停まろうとも
崩れかけた墓標に 歌い続けよう
あなたの 残した歌を

この体は全て 作り物でしかないけど
この心はせめて 歌に捧げていよう

沈む夕陽に向かう 色あせたギターを片手に
響くこだまに踊る 影法師

擦り切れた指先は 光を鈍く照り返して
口ずさむメロディは 風に乗って空の向こうまで

かすかに軋む 銀の歯車
響いてゆく 鈍色(にびいろ)の鼓動
ガラスの瞳に 映るこの空は
どんな まやかしだろう

この月の下で もうめぐり逢うこともないけど
この空に向かって 歌い続けていよう

あなたと出逢った すみれの丘も
幾千の夜に 灰色の亡骸(なきがら)

この体は全て 作り物でしかないけど
この心はせめて 歌に捧げていよう
この月の下で もうめぐり逢うこともないけど
この空に向かって 歌い続けていよう