楽曲

麒麟児の世界

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作詞:未映子     作曲:未映子



暗い部屋に帰るときいつも、気をつける大事なことを
あれだけあなたに云われてても私の体は覚えないわ
もしそこにあなたがいて黙って、手を差し出してくれるなら
私はきっと倒れる、そのまま目が覚めないでいいものね

大好きな人、遠くの人よ、どうして名前をよぶだけで
泣きたい気持ちになってしまうのは何故かな
色んなことを忘れてしまう、こんな奇妙な毎日を
あなたなしで過ごすこともまた、奇妙ね

時々やはり幸福なんてものを考えるの
だけどそれはいつも私みたいに
好都合と不都合の間をただ行ったり来たりしているだけのもの
じゃないかしら?

すべてが過ぎ去る
人々の感嘆の声、声
愛すべきあの日の光
匂いは溶け、目は開いてすべてが輝く
麒麟児のあなたが望むなら 叶うわ

暗い部屋に帰るときいつも、憂鬱を忘れがちになるわ
どれだけ心を傷つけられても私の体は泣かないわ
優れた記憶、真っ白な朝
世界をあなたにあげましょう
もうそこで何をしててもいいわ、あなたの世界よ

晩夏の奇妙な熱気に包まれ立っていた
一切の音がしないの、頭に
あなたに会うため、あんなに遠くまで歩いた
私は今それを思い出している

すべてが過ぎ去る
人々の感嘆の声、声
風はいつも吹き続けてるわ
額にしるしのあなたを見つけた日から
私の世界が始ったの

人々の感嘆の声、声
愛すべきあの日の光
思い出せば何処にだって、何にだってなれるわ

麒麟児のあなたが望むなら
叶うわ