誰かが僕の事を呼んでいる気がして
微かな声を巡りながらこの身を委ねてみる
そこに意味があるのなら
もしも君が居るのなら
巡り巡る季節に想いが溢れだした
桜並木に導かれて君を見つけたあの日
春の香りが僕の胸を撫でて通りすぎた

泡のように溶けて失くしてた願いと
懐かしい影が少しずつ鮮明に蘇る
ただ眩しく瞬いて
淡く揺れる記憶さえ
移ろうこの景色に吸い込まれてしまうよ
桜吹雪の美しさに目を奪われたあの日
その向こうには凛と咲いた君の後姿
前を見て歩き出そう
僕らなら大丈夫
君の手を引いていくから
鮮やかな未来まで

涙と共にいつか花が散ってしまうとしても
君を迎えにまた必ず此処へ舞い戻るよ
桜並木に導かれて君を見つけたあの日
春の香りが僕の胸を撫でて通りすぎた
前を見て歩き出そう
僕らなら大丈夫
君の手を引いていくから
鮮やかな未来まで