作詞:岡本おさみ 作曲:岸田智史
とおりすぎる風が
重ね着した老人の首筋をなでてる
公孫樹は魚の骨の淋しさで立ちつくしてる
光は子供たちの帽子でたわむれ
ぼくらは――
野外音楽堂から流れるギターの音に
耳をかたむけている
サンシャイン
ねえ、きみ、ぼくらこんな街に
孤児のようにとり残されて
サンシャイン
ねえ、きみ、
なんだか動物よりも悲しいみたいだよ
吹きあげる水に
噴水は淋しげな身ぶりして踊ってる
鳥は飢えても鳴きわめく弱音を吐かないだろう
夢は少女たちの制服にふくらみ
ぼくらは――
日比谷図書館にもう二度ともどるまいと
ふらつきまわるだろう
サンシャイン
ねえ、きみ、ぼくらこんな街で
孤児のように歩き疲れて
サンシャイン
ねえ、きみ、
光の恵みさえも忘れたみたいだよ
岸田 智史