楽曲

dot

試聴する フル再生

作詞:秦基博     作曲:秦基博



Summer 溶け出してしまいそうな体
I Wander‘ホントノジブン'なんていない 
首筋に梅雨の残響

10tもの水が 頭上にたまる 初夏の頃
水の星の悦にひたる 
そんな文字どおりの午後

ねぇ 話しかけてみたい 
僕に何が出来るというの
所詮 小さな点じゃない 
こぼれそうな空に聞いたの 運命を

My words 誰かに向けたのに 
自分に言ってた
In my world ここにいる意味はまだ見えない 
消えてゆく春の残像

数えきれぬほどの水滴で 
空はまるで宗教画
なんていびつでキレイなものだろう 
それを「雨」と呼ぶ事にした

子供達は「雨」に踊る 
僕はそれを見ている
僕だってそこにいたんじゃない 
水たまりに映る姿を 踏んで壊した

俯瞰する空の目は 
僕らのこと雨粒より小さく映して
それでも僕は言うよ 空に… 
「僕らは世界になるよ」
もう怖いものなんてない 
世界は形を持たないの
僕は小さな点でいい 
雨粒もやがて溶けるよ 水の星へ