楽曲

TIME WAVE ZERO - 24bit Digital Remastering

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作詞:BIKKE/高野 寛     作曲:高野寛



通り雨にふと油断していた
異常な熱気に気付いていたが
確かな足取り急に押えた
手もちぶさたのこの時は
真前に落ちた人雫に
広がりはじめる点のゆくえに
しびれてきているどこかが
そう、即座に変えてく次の知らせに

灰色の雲に隠され空の色をなくした僕は
傘もないまま歩いてゆく不意打ちかける通り雨の中を

ふっとどこかに傾ぎかけたこの天気は
もっと僕らにまだ見ぬ景色届けるのか
ずっとどこかで囁きかける風の声が
そっと僕らに行く先だけを告げるのなら

多くにうたれ服はずぶぬれ
まだ終わりを見せない雨の中
あの初めの雫はいったいどこへ
あのせてう いってどこへ
体にしみ付く冷えたさと
ほのかに感じるぬくもりに解かる
この進んでいる道もきっといつか
すべて乾くときがくるだろう

アスファルトの水たまりにオイルの虹が揺られる
壊れぬように足を運び 違う流れを確かめたら

ふっとどこかに傾ぎかけたこの天気は
もっと僕らにまだ見ぬ景色届けるのか
ずっとどこかで囁きかける風の声が
そっと僕らに行く先だけを告げるのなら

うす明かりが先に見えてくる
雨の速度が変わってきている
明日の天気がどうなるのかは
あの雫にだってわからない
走って駆けぬけることが先か
この気分にひたることが先か
通りすがりのこの恵に
ほほに伝わるこの恵に

ふっとどこかに傾ぎかけたこの天気は
もっと僕らにまだ見ぬ景色届けるのか
ずっとどこかで囁きかける風の声が
そっと僕らに行く先だけを告げるのなら

ふっとどこかに傾ぎかけたこの天気は
もっと僕らにまだ見ぬ景色届けるのか
ずっとどこかで囁きかける風の声が
そっと僕らに行く先だけを告げるのなら

収録アルバム

Rain or Shine
Rain or Shine
1996/11/07

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