楽曲

Tuberose

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作詞:たかぴぃ     作曲:たかぴぃ



焦げ付いた空に白い花びらが
複雑に交差する指先照らした

膨らむ想いは 夜更けに高まる
危うさを喜びに変えるように

むせ返る香りは
記憶の底をかき乱した
忘れさせてはくれないのでしょうか
振り返らないと誓ったのに

歌うように泣いて笑って
夜の淵を 色取る花になる
真夏に咲き出す夢の
纏う熱に 呑み込まれてゆく

乾いた瞳で まばたきできずに
斜め後ろから見据え続けた

頬に一筋の涙なのか
爪を立てた腕へと流れ、伝う
そこに生きる意味と存在感じた
それだけは確かだった

鮮やかさに身を委ねては
月が枯れる闇へと溶け込んだ
フクロウの鳴く幻想
あれは誰の思い出だったでしょう

歌うように泣いて笑って
夜の淵を 色取る花になる
真夏に咲き出す夢の
纏う熱に 呑み込まれてゆく