あゝ美しき人ゆえに

作詞:吉川静夫    作曲:吉田正

しあわせはどこ 山脈(やまなみ)のかなた
もとめてゆけど 跡(あと)もなく
消(き)えてはかない 虹(にじ)の色(いろ)
淚(なみだ)してうつろに ただずむ
ああ 美(うつく)しき人(ひと)ゆえに

ただひとすじの 思(おも)いかわらねど
くちびる色(いろ)は 褪(あ)せはてて
罪(つみ)の十字架(じゅう じか) 背(せ)に重(おも)く
あえぎゆく 地平(ちへい)のきわみへ
ああ 美(うつく)しき人(ひと)ゆえに

おかしに罪(つみ)は淚(なみだ)で消(け)せても
心(こころ)の傷(きず)を何(なん)で消(け)す
女(おんな)の道(みち)のけわしさは
はるかなり荒野(あれの)の果(は)てまで
ああ 美(うつく)しき人(ひと)ゆえに