楽曲

瑠璃奏での夜 (feat.GUMI)

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作詞:吹憐     作曲:あずまや



殻の中から ずっと呼んでる
名前をひとつ 水に浮かべて
西へ乱れる 星の軌道に
丘の彼方も 蒼く泣く頃

ルゥルララ ルゥルララ
ほろほろ落ちる 鍵盤を叩いた

秘密のことば 約束のいろは
指きりの数 並べた柵の向こうに
佇むあなた 緩やかな波が
私の鼓動の音だと 気づかないまま

等高線を 右へと回り
灰になる靴 夜半に埋めて
片耳当てた 貝の内側
渦巻く海で 足を濯いだ

ルゥルララ ルゥルララ
こぼれる詩よ 踏む影も持たずに

すべてを染めた 瑠璃奏での夜
黒鍵の雨 あの三日月を落として
静かな部屋を 貫いてほしい
柵の向こうへ 溢れるように

殻の中から どれほど呼んでも
囁きひとつ 返らない
あなたはそこに 霧のように
降る降る雨に 貫かれて

満ちてゆくのは 瑠璃奏での夜
金色の声 融ける夜を切り裂いて
詩い続ける 落ちた三日月が
あなたの眸の色だと 思い出しても
あなたの眸の色だと 思い出しても