歌曲

手を振る人

試聽 聽全曲

作詞: Tatsuro Mukai     作曲:kamomekamome



エピローグ

ひとつ またひとつ手が挙がる度に何を思う 加えて聞こえるは いざ行かんとする蹄の音
たった一瞬 たった一言 担がされたドラマでは無く 時と場所に触れる 新たな予感に息は上がる

全て引きずって 我らソングライディング 今も明日も続いて行くのだ
形は悪いが それを噛み締め口ずさむのさ どことなく嬉しそうに ああ なんて楽しそうに

手を振ってくれてたあの人を 覚えているかい
そこいらの匂いや 温かなお帰り 忘れ得ぬ変わらない会話を

吹き出した大きな風を楽しんでいるんだマスター
丸ごと変わるくらいの出来事をみてる気分さ
そこに居たのか 希望と言う名の古い約束よ
長らく会えてなかっだけど 元気そうで良かった

ひとつ またひとつ 手が挙がる度に何を思う 加えて聞こえるは いざ行かんとする蹄の音
たった一瞬 たった一言 担がされた ドラマでは無く 時と場所に触れる 新たな予感に息は上がる

腹を空かせると 控えめな橙色でこちらを見つめるストーブのタンクは
肩をすぼませて 更に縮んだ身体で 無理に見送ってくれた目によく似ていたな

震えた手を見て 足を竦ませた事すらも恥じては居ないさ
帰りに微笑み浮かべ 窓の外を見てられるなら
どことなく嬉しそうに ああ なんて楽しそうに 微かに悲しそうに

我らソングライティング 今も明日も 形は悪いが 噛み締め口ずさむ
口ずさむ