歌曲

形而上学的、魔法

試聽 聽全曲

作詞:諭吉佳作/men     作曲:諭吉佳作/men



ボールプールめいた雑多に
埋もれ 畳まれて 起こらないけれど
透明なコートで隠す わたしの一瞬を
どうしたってグラデーションに
水差す わたしの性 読めないならば
同じように均して 譜面次第のわたしになれるよう

頭が痛いの
誰かの吐いた空気に染まった中身で生きていると
本当ではないの
今日を成りすましている わたしを眺めているみたいなわたし

解け出して 寄り合って 固まるのきっと
ただのわたしにしかなれないでしょう

どんなに溶け込む模様を纏ったりしても
わたしを手放せないの この一瞬を
探して 応えていたかった ずっと

エスコートなく 能動的な
粗面 開いて ひとりは難しい
思うように 言葉が伝えられない けれど
遠くなったポーズを手放した世界は
忙しくときめいて、どうだろう!
本質を差し出せば ほら わたしに気付いてくれるの

それでも痛いの 諦めた整列にとってわたしは
少し悪者なの
それでも居たいよ ここに来しかけている魔法は
きっとわたし以外知らない

届き出したら 補うように高まるの きっと
ただのわたしにしかできないでしょう
どんなに運ばれるように簡単に歩けても
わたしに委ねていたいの どの一瞬も
映して 叶えていたかった ずっと

違いを数えていさえすれば
心地良くも悪くもなって でも
それでもわたしの中には
それだけじゃないのがわかるから

どんなに溶け込む模様を纏ったりしても
わたしを手放せないの
どんなに形が変わってもひとりきりになっても
わたしがわたしのために見つけたいの
生かして わたしでいたかった ずっと