歌曲

冬空ペチカ

試聽 聽全曲

作詞:Aether_Eru     作曲:Aether_Eru



あれからどれくらいの日々が
目の前を通り過ぎていった もう解らないけど
過去の想い出がこの胸をいたずらにかき乱して
Ah 消えていった

あれは冷たい雨の降る夜
突然君は旅立っていった
遠く 瞳の奥の幸せも全部
涙すらも空へと吸い込まれた

やがてひとひらの雪となり
姿を変え私の元へそっと降り積もってく

伝えたい事も伝えられず
舞い散る雪のように白く記憶が霞んでく
今の私には少しだけ冬の風が冷たすぎるから
Ah 暖めて

永遠なんて言葉が嘘だって
本当は知ってたよ最初から

でもね当たり前だと思ってた事も
君が居なくなって初めて気付く

自分の中に秘めていた
壊れかけの時計の針がゆっくり動き出したよ

一緒に笑いあった日々も
二人で見つけた景色さえも 涙で滲んでく
独りで過ごす静寂の夜 この身凍らせる冬空に
Ah 染まってく

冷え切ったこの心 どうすれば溶かせる?
ペチカのように暖めて 優しい炎 この身包んで

時間という波が押し寄せて
私の中の想い出を全てさらってく
巡り巡ってまた何処かで出会える時がくるのかな
Ah 抱きしめて