作詞:山田ひろし 作曲:林部智史
人混みの真ん中で
迷子が泣いてるよ
大きな声で名前呼んで
涙も止めないで
突然、気づいた 私も迷子だって
だけどあんなに強くまっすぐ
泣くことさえ出来ないまま 生きてる
迷子がいます
此処にもうひとり
おうちが何処か分かりません
泣きたいのに
泣けなくなったのは
言うこと聞かない
悪い子だったから
人混みかき分け
駆け寄るお母さんが
迷子のその子を叱りながら
胸に押し付ける様にして 笑った
迷子がいます 此処にもうひとり
誰も迎えに来てくれません
叱る声をつかまえてくれる手を
探しているのに 探せもしないまま
もし、あの子のように泣いてしまえば
愛しい人は迎えに来てくれますか?
私の名を呼んでくれるその声で
抱きしめてくれますか?
街は夕暮れ 家路急ぐ人
あなたは迷子じゃないですか?
迷子がいます
此処にもうひとり
おうちが何処か分かりません
どうかその手を
離さないで下さい
大切な人を
大切にして