nakotanmaru, PIKASONIC
ハリボテな
僕はいつも
不器用な笑みを
浮かべては夕に沈む
繰り返すだけなんだ
映画のヒロインみたいに
綺麗に笑う君が
羨ましかった
ありそうな事を言うんだ
他人にカラーを
合わす方が楽だと
知ってしまったからだ
言いたいことすらも
言えないそんな自分が
いつもいるんだ
ファインダー越しに見る心に
散らばっている
独りよがりの言葉たちを
この歌に乗せてみるよ ほら
僕はここで歌い続けるよ
ああ
ああ
ただ
歌の中にはね、強い僕がいたんだ
僕の思いを描き続けるよ
そう僕らの人生は
いつか来てしまうサヨナラに
向かって歩くだけのゲームだ
ABボタン
それ以外の選択肢は何処にも
ないの？ないの？
許せない許せないんだよ
こんな弱い僕
隠しきれてないけど
隠して生きてきたんだ
強そうな体はファッション
癒えない傷も
本当は君も、同じなの？
誰にでも優しい
映画の強い主人公なら
僕らのことを悪者にせずに
言ってくれるのかな
此処じゃ報われないよ
2人で行こうって
ああ
ああ
まだ
歌の中にはね、強い僕がいたんだ
僕のために歌い続けるよ