歌曲

Favourite Blue

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作詞:管梓     作曲:管梓



愛してるのは、冷たいからです。
プールサイドのテレパシーで、
きっとハートは「青」を知りました。
乱れ髪の季節なので、終始ほつれ気味の未来に
息を切らして、汗を拭うんです。

いつも君は光と影が
織りなす淡いイメージの先で、
遠く見えるのはたぶん、
曖昧な表情に眩んだ想いのディスタンス。

どうかそこで待ってて
はやる気持ちが追いつくまで。
ふつふつと弾けだすソーダの泡、
かきあげる髪の塩素の匂い。
ねえ、夏のはじめは水のいたずら。

大したことない仕草さえも
シネマチックに映えだす日々です。
流れ出した新たなメロディ。
半透明の生活にガム・シロップを溶かし込んで、
ふたりきりで飲み干したいな。

いつか君の幻想と真実を
赤いペンで答え合わせして、
浮かび上がる姿を知りたいと願っては、
日射しのほうへ手を伸ばす。

どうか笑わないで、
こんな言葉を聞いてくれるかな。
くるくると巻き回すフィルムには、
どんなふたりが映るんだろうな。

ねえ、のぼせあがるほど求めてる、
風も色も声の音も涼やかに染め上がればいい!

どうかそこで待ってて
はやる気持ちが追いつくまで。
ふつふつと弾けだすソーダの泡、
かきあげる髪の塩素の匂い。
ねえ、夏のはじめは水のいたずら。

冷たいから……!