作詞:沖縄俗謡歌 作曲:沖縄俗謡歌
私があなたにほれたのは
ちょうど十九の春でした
いまさら離縁というならば
もとの十九にしておくれ
もとの十九にするならば
庭の枯木を見てごらん
枯木に花が咲いたなら
焼いた魚も泳ぎ出す
私があなたを想うのは
夜に流れて眠るとき
押しのかずだけ涙して
やがってさざめくうみとなる
どこまで流れるすみがたは
お前の海まで続くのか
同じ日本に住みながら
あえぬ吾が身のせつなさよ
雲の切れ間に満ちる月
あなたはなんて薄情なの
そこから私が見えますか
うらすのそこから覗きます
羽ばたき付かれた うぐいすは
梅の小枝で昼寝して
春が来るよな夢をみて
ホケキョホケキョと鳴いていた
春が来るよな夢を見て
ホケキョホケキョと鳴いていた