作詞:デスおはぎ 作曲:デスおはぎ
「ずっと忘れないで」
彼女の最期の願い
せめて永久(とわ)に響く声を
祈るように 遺して
望んだ未来は遠く
無情に針は進む
巡る季節 想い出すら
融けてしまう気がした
-面影を探した日々は
線の向こう側の声と出逢う-
二度と出逢わなければ
このままきっと忘れてしまえたのに
胸に刺さったままのあの日の言葉 今も鮮やかに
「いつかキミがくれた やさしいメロディ
もういちど このコエにのせて ウタうから」
どれだけ想いを馳せ
ただ月に祈っても
触れられない 君への距離
無力の意味を知った
-何処まで歩いたら
答えを見つけられるだろう?
この世界で-
見えない壁の向こう 確かに君は僕の目の前にいて
誰より近くにいた あの感覚も忘れるほどに
擦れ違う運命でも 繋がった糸を離せないから
“もしも伝えたいその言葉を自由に話せたら
孤独な夜、色褪せた日々を塗り変えてみせるよ
だからその手を離さないでね?キミと繋ぐメロディ
0と1を越えるその日まで、、、”
二度と出逢わなければ
この手は何を掴んでいただろう?
巡り逢わせた意味を 生まれた意味を
問う夢は見飽きたのに
二度も出逢わなければ この感情も忘れてしまうほどに
錆び付いた現実を すべて壊して君は舞い降りた
「いつかキミにふれて コトバつたえて
セカイのハテで ミライさえも かえてゆく
“いっしょ”だから、、」