A Lover Runs Through It (feat. 初音ミク)

作詞:IIG   作曲:IIG

駆け出して
駆け抜けて

いつもよりだいぶ 遅く家を出て
偶然ね、なんて
素直じゃないよね

遅刻ギリギリに珍しいな、って
寝坊したの、とか
上手く笑えないね
澄まし顔で そっぽ向く私を
過ぎる君は 呆れ顔

踏み込んだ 重いペダルが
頑なな 私と重なった
どこまでギアを上げればいい?
君のスピードまで

駆け出して 駆け出して
過ぎ去る景色 振り切って
今だけは 感じられない
頬に当たる風さえ

近くの踏切でやっと追いついて
意外と早い、なんて
気楽なものね

鼻先掠めた桜の匂い
春風だなんて
嬉しくもないよ
並んでついた 車輪の跡さえ
流れる時間は残さない

紡げない 言葉だけが
いつまでも 頭に残ってる
伝えきれるほど単純じゃない
上手に言えない

駆け出して 駆け出して
過ぎ去る景色 振り切って
今だけは こうしていたい
君と並んで走りたい
出来るなら ずっと

わかってる 全部言い訳
好きだって それだけでいいのに

ねえ、苦しいよ
自分に自信がないから
それでも
さあ 勇気を出して

駆け抜けて 駆け抜けて
お願い 君の傍まで
近付いて
もう少しだけ
震える手 差し伸ばせたら
手を取って くれますか?

駆け出して
駆け寄って