だいすけお兄さんと聴く 夏の童謡とアルバム「歌袋」

NHK「おかあさんといっしょ」の“歌のお兄さん”として、子供たちだけでなくお母さん方からも絶大な支持されている横山だいすけ。卒業後もドラマ、舞台など様々なフィールドで活躍している横山だいすけが待望のメジャー1stフルアルバム『歌袋』をリリースしました。今回はアルバム『歌袋』のまつわるお話しと、子供の頃に聴いて記憶に残る夏の童謡を選曲してもらいました。

横山だいすけが選ぶ 思い出の夏の童謡

♬うみ

実家が千葉の海の近くなので、小さい頃よく親に連れて行ってもらいました。大人になった今、その海は自分の原点に返ることができる大切な場所です。「うみ」を歌うと、その海での思い出が沢山甦ってきます。

♬赤とんぼ

長期の休みにはよく母の実家である福岡へ遊びに行っていました。夕焼け時、田んぼを背にたくさんの赤とんぼが飛んでいる姿がとても綺麗でした。「赤とんぼ」を歌う時はいつもこの時の景色を思い浮かべて、聴いてくださる方へ情景が届くように意識しています。

♬アイスクリームのうた

”アイスクリームが好き”という気持ちがメロディーと歌詞にとても表現されていて大好きな1曲です！聴くたびに自分の好きなアイスクリームが頭にいっぱい浮かびます。
僕はその中でもソフトクリームが大好きで、子どもの頃、友達とプールに行った時に食べたソフトクリームが最高においしかった記憶があります。

アルバム『歌袋』について

Q:メジャー1stアルバム「歌袋」は、だいすけお兄さんではなく、横⼭だいすけとしてどのような点を意識されましたか？

意識しているというよりも、一人の歌い手としてそれぞれの曲を歌っていく中で、結果として”だいすけお兄さんらしさ”だったり”横山だいすけらしさ”が表現されているんじゃないかなと思います。

Q:シングル「ハレルヤルーヤ」や、「笑顔をあつめて」含めバラエティな内容になっています。お⺟さんや⼦供たちも楽しめる曲ばかりですが、横⼭だいすけさん⾃⾝、アルバム制作のアイデアや関わり⽅があったら教えて下さい。

制作期間の約半年、スタッフと沢山話し合いました。「こんな歌を歌ってみたい」という僕からの意見だったり、制作チームから「こういう挑戦をやってみませんか？」と提案していただいたり、1曲ごとにアイデアを重ねてこの『歌袋』が完成しました。

Q:いくつか曲をピックアップして、聴きどころやエピソードを教えてください。

「ハレルヤルーヤ」

凹んだり、不安な気持ちになった時にこの曲を聴いて、空が晴れるように気持ちも”ハレやかになってもらいたい”という思いを込めた楽曲です。MVは爆破あり、銃撃戦あり、アクションありの内容になっていて、最初に企画を聞いた時はメロディーや歌詞とのギャップにびっくりしましたが、このギャップが面白くて、いろんな楽しみ方ができる曲だなと思います。

「Family」

初めてデモを聴いたとき、たくさんの子どもたちや家族の皆さんが笑顔で歌っているイメージが湧きました。“家族の温かさ”を感じられる曲に仕上がったと思います。

Q:作編曲家でヴァイオリニストの斎藤ネコさんとの共演を見る機会があったのですが、交流秘話を教えてください。

プライベートでも仲良くさせて頂いていて、よく一緒にご飯に行っています。誕生日が同じなので、毎年必ずお互いのお祝いをしています！僕は勝手に『東京の父』と呼んでいます(笑)。

Q:最後に全国のお⺟さん、お⽗さん、そして⼦供たちへメッセージをお願いします。

横山だいすけが、いま感じる音楽を全て詰め込んだのがこの「歌袋」です。子どもたちに喜んでもらえるような曲、大人の人にしっとり聴いてもらいたい曲、子どもから大人まで一緒に楽しめる曲、そんな曲が沢山入っています。僕からの音楽のプレゼント、ぜひぜひ聴いてみてくださいね♪

〈プロフィール〉

千葉県出身。2006年に国立音楽大学音楽学部声楽学科を卒業。 幼い頃から歌が大好きで、小学校３年生から大学卒業まで合唱を続ける。 劇団四季時代は「ライオンキング」等の舞台に出演。 NHK Eテレの幼児番組『おかあさんといっしょ』では、番組史上歴代最長となる9年間“歌のお兄さん”を務める。 2017年4月に卒業後、ドラマ、バラエティ、CM出演、舞台、声優、CDソロデビューと活躍の場を広げている。
好きな食べ物：カレー、ハンバーグ、たこ焼き、チーズケーキ
趣味：映画鑑賞、お風呂に入る、散歩
好きな動物：インコ