【祝25周年】宇多田ヒカル ベストアルバム発売記念|ファン700人が選ぶ最強人気曲トップ10

【祝25周年】宇多田ヒカル ベストアルバム発売記念|ファン700人が選ぶ最強人気曲トップ10
KKBOX編集室
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※本コラムは、auスマプレミュージックの記事を転載しています。

1998年に15歳という若さで鮮烈なデビューを果たし、以来日本を代表するトップアーティストとして活躍する宇多田ヒカル。デビュー25周年を迎えた2024年、自身初となるオールタイムベストアルバム「SCIENCE FICTION」を4月10日(水)にリリースしました。先行配信となった「Automatic (2024 Mix)」を含む新ミックスバージョンの楽曲10曲と共に、「Addicted To You」「traveling」「光」の3曲は新たにレコーディングされたバージョンでの収録、さらに新曲「何色でもない花」「Electricity」まで、彼女の25年間のアーティストキャリアを彩る過去・現在・未来を繋ぐ全26曲が収録されています。

今回auスマプレミュージックでは、本サービスで宇多田ヒカルの楽曲を聴いているユーザー700人を対象にアンケートを実施。彼女の輝かしいキャリアを振り返るとともに、ファン700人が選んだ最強人気曲トップ10をお届けします。惜しくもランクインしなかったものの、ファンの心を掴んだ名曲もあわせてご紹介するので、デビュー当時から好きな方はもとより、ドラマや映画の主題歌などで最近好きになった方もぜひ一緒にお楽しみください。

15歳のデビューから25周年!自身初となるベストアルバムを発売

宇多田ヒカルは1998年12月9日に、1stシングル「Automatic/time will tell」でデビュー。ダブルミリオンセールスを記録し、15歳にして一躍トップアーティストの仲間入りを果たしました。その数ヶ月後にリリースされた1stアルバム「First Love」は、CDセールス日本記録を樹立。以降すべてのアルバムでチャート1位を獲得しています。2010年に活動を休止しましたが、2016年に復帰。同年に発売された6thアルバム「Fantôme」は国内外で高い評価を得ました。デビューから現在に至るまで、ゲームソフト「KINGDOM HEARTS」シリーズやフジテレビ系ドラマ「ラスト・フレンズ」、映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなど、ゲームにドラマに映画にと幅広いタイアップを務め、さまざまな分野において高い存在感を示し続けています。

宇多田ヒカルの名だたる名曲群の中でも、ファンのみなさんから特に支持されているのはどの楽曲なのでしょうか。ここからは、ファン700人に行ったアンケート結果をもとに、宇多田ヒカルの最強人気曲トップ10をお届けします。10代から70代と大変幅広い年代のユーザーが寄せた色とりどりのエピソードもあわせてご紹介しますので、ぜひお楽しみください。

auスマプレミュージックユーザー700人が選ぶ “宇多田ヒカルの好きな楽曲” ランキングトップ10

10位 COLORS(91票)

2003年1月29日に発売された12thシングル。TOYOTA「WiSH」CMソング。アンケートでは、色をテーマにした歌詞に共感する声が多く集まり、そのセンスが高く評価されました。

・昔、カラオケで歌いたくてめちゃくちゃ練習した。大人になって聞くと、色に例えられた歌詞がすごく納得で、さらに好きになった。(40~44歳/女性)
・メロディーが大好きでよく歌う。 自分らしく生きていいのかなって思わせてくれる曲。(45~49歳/女性)
・車のCMに使われていて、その車に乗っていたので曲と思い出がリンクする(50~54歳/女性)

◾️9位 光(94票)

2002年3月20日にリリースされた10thシングル。スクウェア・エニックスのPS2用ゲームソフト「KINGDOM HEARTS」エンディングテーマ。宇多田ヒカルが食器を洗うユニークなMVが話題となったこともあり、アンケートでもMVの印象を挙げている人が多い印象でした。

・キングダムハーツのゲームが大好きだった。ゲーム内で流れると鳥肌が立つ。(50~54歳/男性)
・お皿を洗いながら歌うMVが印象的で、主婦になった今お皿を洗うときは必ず頭の中にこの歌が巡る。(30~34歳/女性)
・MVで洗い物をしている姿が幸せそうで大好き。曲から元気をもらえる。(60~64歳/女性)

◾️8位 君に夢中(99票)

2021年11月26日にリリースされた楽曲で、TBS系ドラマ「最愛」の主題歌に起用されたことで大ヒット。アンケートでもドラマの影響が強く、特にピアノの美しいイントロやドラマにマッチした歌詞がファンから高い支持を得ました。

・ドラマでイントロが流れて引き込まれてしまった。声がすごく好きでダウンロードしてずっと聞いていた。今でも大好きな曲。(60~64歳/女性)
・聴いた瞬間、心に響いた。歌詞も本当に「君に夢中」になっている様子が描かれていて痺れる。(50~54歳/女性)
・ドラマの曲の中で一番好きな曲。 「切ない」がしっくりくる曲だと思う。 (55~59歳/女性)

◾️7位 Flavor Of Life(116票)

2007年2月28日にリリースされた18thシングル。TBS系列ドラマ「花より男子2(リターンズ)」のイメージソングとして書き下ろされた楽曲です。切ない恋愛ソングとして大ヒットし、ドラマのシーンとともに印象に残っているという声が多く見られました。

・失恋続きで苦しかったときに聞いて涙が出てきた歌。 今でも聞くと、その頃の心情を思い出す。(35~39歳/女性)
・娘と観ていた「花より男子2」の挿入歌だったので毎週聞いていた。やはり宇多田さんの声!切ない物悲しさが胸に刺さった。(60~64歳/女性)
・サビの部分の震えるようなハスキー声が、なんとも言えず引き込まれる。(60~64歳/女性)

◾️6位 traveling(118票)

2001年11月28日リリースの9thシングルで、NTTドコモ「FOMA」CMソング。MVは「世の中に元気を与える作品」というコンセプトのもと製作され、CGやアニメーションを使った個性的なMVが話題に。アンケートではコンセプトの通り「元気をもらった」という声が多く寄せられました。

・社会人になり毎日大変で、そんなときに元気をくれる曲だった。(45~49歳/女性)
・とても気持ちが高揚する曲。イントロからワクワクする感じ。MVもとても印象に残っていて、卓球をしているシーンがリズムとリンクしていてすごくカッコよく見えた。(35~39歳/女性)
・子供達の幼稚園の送り迎えの時間は必ずこの曲が一緒だった。合唱をした楽しい思い出。一生忘れられない。(55~59歳/女性)

<番外編>
・Prisoner Of Love(65票)

2008年5月21日発売の宇多田ヒカル21枚目のシングル。現代の若者たちが抱える問題を描いた、フジテレビ系木曜劇場「ラスト・フレンズ」の主題歌。アンケートでもドラマの影響で印象に残っているという人が多く、ストレートな歌詞に人気が集まりました。

・同性愛が描かれたドラマの主題歌で、本当にドラマを引き立てる素晴らしい曲だった。 曲がカッコよすぎて衝撃を受けた。(40~44歳/女性)
・「残酷な現実が2人を引き裂けばより一層強く惹かれ合う」という歌詞が特にズンとくる。 男女の恋の歌とも取れるけど、そういうジェンダーを越えた人と人との繋がりに聞こえて、本当に好きな一曲。(35~39歳/女性)

・あなた(51票)

2017年12月8日に発売された楽曲で、リリース翌日に公開された映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の主題歌。「映画を観て印象に残った」という声が多く寄せられました。

・主題歌の映画を家族で観に行った。この曲が子供のことを歌っていると聞き、私自身にも子供がいるので歌詞に没入した。(35~39歳/女性)
・ 歌詞のいろんなところに共感ができる。 結婚したときはあまりピンと来なかったが、子供が生まれて、ああ、私が命をかけても守りたいものはこの子だと思ったときに、過激だと思っていた歌詞がスッと自分の中に入ってきた。(30~34歳/女性)

・何色でもない花(22票)

2024年2月12日にリリースされた楽曲で、フジテレビ系の月9ドラマ「君が心をくれたから」の主題歌。ピアノの音色から始まるイントロが印象的な本曲。アンケートでもドラマで流れてきて感動したという声が多く、リリースされて間もない楽曲ながら人気の高さが窺えるエピソードが多く見受けられました。

・長崎をテーマにしたTVドラマの主題歌。ドラマの切なさ、温かさをみごとに表現してくれた。(65~69歳/男性)
・イントロのピアノの音が優しくて。昔と声が全然変わらない。(35~39歳/女性)
・ドラマは悲しすぎて見られないが、この曲の始まりが好き。リズムや歌詞、声の流れる感じとか。(55~59歳/女性)

◾️5位 花束を君に (131票)

2016年4月15日にリリースされた楽曲で、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌。宇多田ヒカル自身の亡き母を想って作られた曲で、アンケートでは「温かい気持ちになれる」「これを聴くと泣ける」といった声も。日本レコード大賞優秀作品賞をはじめ、さまざまな賞を受賞している名曲です。

・これを聴くと泣けます。大切な人へ送りたい一曲。私も両親にこんな言葉を送れたらよかったのに…と素直に思う。(55~59歳/女性)
・とても優しく、やわらかで包み込むような歌声。宇多田さんがお母さまを亡くされたあとの曲で、その心境を思ってしまう。(60~64歳/女性)
・連ドラを思い出して温かい気持ちになれる。(45~49歳/女性)

◾️3位 Can You Keep A Secret?(161票)

宇多田ヒカルの7thシングルで、2001年2月16日に発売されました。フジテレビ系列ドラマ「HERO」第1期主題歌で、ドラマを観て印象に残っているという声が多数見られました。ドラマの影響もあって大ヒットを果たし、第16回日本ゴールドディスク大賞「ソング・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。

・毎週観ていたドラマ「HERO」の主題歌で聴くようになった。MVの近未来的な世界観がとても素敵で惹かれた。(35~39歳/女性)
・学生時代に流行ったドラマの主題歌で、一番最初に買ったCDだから。(35~39歳/男性)
・会いたいけど会えない、もどかしい気持ちと向き合うことができた曲。(35~39歳/女性)

◾️3位 SAKURAドロップス(161票)

2002年5月9日にリリースされた11thシングルで、TBS系テレビドラマ「First Love」の主題歌。失恋ソングとして多くのファンから愛されており、アンケートでは「前向きになれた」という声も。MVの幻想的な世界観も相まって、桜の季節になると聴きたくなる一曲です。

・学生時代に観ていた深キョンと渡部篤郎さんのドラマの主題歌だったので印象に残っている。 ラブソングで失恋をイメージさせる歌詞が好き。(35~39歳/男性)
・新しい生活が始まる春に、前を向いて行けるように背中を押してくれた曲。(40~44歳/男性)
・歌い始めの歌詞と曲調が、印象深く記憶として残っている。 アップテンポの曲も多い中「SAKURAドロップス」は、シットリした感じがあり聴き入った。(55~59歳/女性)

◾️2位 Automatic(190票)

1998年12月9日に発売された宇多田ヒカルのデビューシングル。独特な歌声やメロディに加えて、当時15歳という若さもあり大きな話題に。シングルは大ヒットし、2000年のJASRAC賞で金賞を獲得するなど、その才能を広く知らしめることとなった一曲。アンケートでは衝撃を受けたという声が多数寄せられ、多くのファンの心を掴んだことが窺えます。

・デビューが衝撃的で若さにもびっくり。若いのにいい歌詞を書くなと感心した。(40~44歳/女性)
・歌の世界観に圧倒された。 15歳であの切ない歌い方や音楽センスに衝撃を受けた。(50~54歳/女性)
・とても斬新で耳に残るメロディーが印象的だった。今もカラオケで歌いたくなる曲。(35~39歳/女性)

◾️1位 First Love(316票)

1999年3月10日に発売され、CDセールス日本記録を樹立した1stアルバム「First Love」の表題曲。松嶋菜々子 と滝沢秀明が主演を務めたTBS系テレビドラマ「魔女の条件」の主題歌に起用されました。10代ながら実に大人びた歌詞が注目を集めて大ヒット。宇多田ヒカルの名前を一躍世に知らしめた代表曲のひとつです。

・10代で作ったとは思えないぐらい大人っぽい歌詞で衝撃的だった。切ない余韻が残る素敵な曲だと思う。(35~39歳/女性)
・裏声が素敵。ゆったりした曲調なのに情熱を感じる盛り上がり方がなんとも言えず耳に残り離れない。(60~64歳/女性)
・当時のJ-POPにはなかったリズムやメロディーラインに衝撃を受けた。(45~49歳/男性)
・カラオケで絶対歌う曲。リリース当時はあまり気にしなかったけど、自分が大人になって改めて聴いて当時16歳であの歌詞を書いたその感性に天才だなと痛感した。(35~39歳/女性)

まとめ

弱冠15歳という若さでデビューシングル「Automatic/time will tell」を発売し、日本音楽界に衝撃を与えた宇多田ヒカル。現在も、日本はもちろん、世界中に作品を届け続けています。4月10日発売の自身初となるオールタイムベストアルバム「SCIENCE FICTION」には、今回ご紹介した楽曲のほかにも数々の名曲が収録されています。ぜひこの機会に、改めて宇多田ヒカルの魅力に触れてみてください。

KKBOX編集室
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