ちょっと気になる!ゆる推し10枚:2017年11月
2017年11月も新着配信音源の中からKKBOX編集室の関係者5人が個人的に気になるアルバム(またはシングル)を1人2枚、合計10枚を“ゆる推し”します!2017年もあと1ヶ月となり、「今年のベストアルバム」みたいな企画がたくさん公開されてきていますが、そんな中でも今月もいい曲が粒ぞろいです。
山本雅美
足立佳奈「フレーフレーわたし」
▼コンビニから聴こえてきた、ほんわかした可愛らしい応援歌。
その翌日、某イベントで足立佳奈さんの生歌を聴く機会があり、ますます耳から離れなくなってしまいました。
作詞、作曲は、なんとコバソロさんとの共作だったんですね。ヤバい、ヤバい(笑)
あっこゴリラ『GREEN QUEEN』
▼STUTSやITSUKA(Charisma.com)、向井太一、PARKGOLFなど新鋭クリエーターとのコラボ作品を網羅したEP『GREEN QUEEN』。
これまでの戦闘的な姿勢の作品とは違い、新たなるあっこゴリラの誕生を感じる一枚。
表題曲のみならず、このEPを通してぜひチェックして欲しいです。
Hikaru Lan
Eric 周興哲「Without Her」
▼台湾出身の若手シンガーソングライターのEric Chou(周興哲)は、幼少期にボストンでの留学経験を経て、19歳でスカウトされメジャーデビューを果たしました。深みのある声でデビュー以来バラード曲が人気、ヒットチャート上位の常連です。今回は3枚目のアルバムからの先行楽曲「Without Her」をご紹介、洋楽テイストのC-POPでクオリティの高い1曲。初めてスウェーデンでレコーディングした12月リリース予定のアルバムも期待大です!
一之瀬ユウ「君との境界」
▼カリスマボカロP「蝶々P/papiyon」こと、一之瀬ユウの新曲です。2nd ミニアルバムからの先行楽曲「君との境界」。ソロアーティストですが、今回も特徴的なピアノロック調で王道の邦楽バンド編成の1曲です。創作、演奏と歌唱まで全部1人で担当するところもまさに新世代のアーティストの音楽表現法です。
青山和樹
Fern.「Into You」
▼情報がほとんど無いのですが、どうやらフィリピンのアーティストのようです。イントロからパッドを左右に揺らしている感じとか空気感たまらなく気持ち良いです。歌声もソフトでエモいです。今後の活躍が期待できるアジアの大物新人を見つけてしまったかもしれない。。。次作もめちゃくちゃ楽しみなところです。
ISSEI「Can’t stop my love」
▼すいません、こちらも「ポルトガルと日本のハーフ」という情報しか出回っていません。甘くてセクシーな歌声、そしてハーモナイズ加工も今っぽい感じで完全に洋楽R&Bです。Youtubeの再生回数も100回ほどですが、どのタイミングで火がつくかチェックしたいと思います。久々にこのジャンルで本格派の日本人アーティストを見つけて耳がご満悦です。
守屋恭子
INKYMAP「ASTEROID」
▼2012年に八王子で結成された4人組ロック・バンド、INKYMAP。
彼らが11月15日にリリースしたニューアルバム『ASTEROID』に収められている、疾走感のあるエモいメロディが印象的なナンバー。
Vo.Kazumaの若さと勢いのある声に惹き込まれる。これからどんな声に成長していくかも楽しみなところ!
Crunch「てんきあめ」
▼名古屋出身のガールズ3人組ロックバンド。11月22日にリリースされた1stアルバム『てんきあめ』からの1曲。
ゆるゆると流れるシンセと共にVo.堀田倫代の澄んだ声が心地よく耳に届きます。
海外からも注目を集めている彼女たちの楽曲、ぜひ聴いてみてください!
楚良隆司
Kennedy Elle「Luvme」
▼11/27に配信開始したばかり、インスタページとYouTubeチャンネルがあるだけでほとんど情報がありませんが、好みの艶っぽい女性R&Bシンガーで、まだ2曲しか発表していません。ちょっとジャネット・ジャクソンみたいなジャケ、トラックは音少なめでベースがヘヴィ。早く他の曲も聴いてみたいですね。
THE CHICK COREA + STEVE GADD BAND「Chinese Butterfly」
▼最後はジャズです。8月末にBlue Note Tokyo、9月アタマに東京JAZZでお披露目されたピアニスト、チック・コリアとドラマー、スティーヴ・ガッドの双頭バンドの1stアルバム。1972年のアルバム『Return to Forever』のタイトル曲も収録、トータル95分で聴きごたえ充分、期待を遥かに上回る出来で大推薦です!