歌曲

HIGH COLOR TIMES

試聽 收聽全首

作詞:小出祐介     作曲:小出祐介


昨日、俺が遅刻したのは夢から出られなかったから
都鳥(みやこどり) の手綱を掴み遊覧したのが夢街だった

タナトスの芽摘んだ女の子は不器用にピース ただ嬉しかったんだろう
俺は少しだけ誰かの為に毒を飲める気がした

魔神が吐き出した溜息みたいな曇り空の下で、改めて君を想う

好きな曲口ずさみながら宙を仰ぐ君を見てる気持ち
思い出し、窓に哀の字を書き 暗い瞼の中は映画館
沢山のお御籤が結ばれたトンネル型の並木道抜けて
枯葉の積もるベンチを過ぎたら、あとはもう夢の街

水墨画で描かれたような街の中を太陽が燃やしている
ニューセラミックのタイヤ減らして、夏が駆け抜けていった
君が吐き出した皮肉に良く似た秋はすぐ傍に
改めて君は 夢

可愛く腰に手あてながら踊る君の横顔見たあの日
思い出し恋文を認めて 我に返り丸めて飲み込んだ
有耶無耶にしたそうな表情の少年少女が織り成すアーチ
敢えて潜らずに電車に乗れば、次の駅は夢の街

水色で浸した夢の街で 君を待つ
約束はしていない
めくるめく思い出がまだ、懲りずに繰り返されていく
好きな曲口ずさみながら俺の肩に頭置いた君と水玉模様を散りばめていた
あの最後の事件も

帰る事が出来ない夢の 流れる景色の中突き進む
俺が今、目指してる場所はまた 君色の夢の街

夢街で逢いましょう