Lyricist: 山崎将義 Composer: 山崎将義
電車を乗り継いで君と海に行ったのは
夏も終わりに近づいたいつかの昼下がり
踏切を渡って防波堤がみえてくると
地元の子供達の声と潮騒が聞こえてきた
波間に揺れている銀色の道
遙か向こうの空 鳥が横切ってゆく
あの時君に何か言おうとしてみたんだけれど
わずかな命を焦がしてる蝉の声にじゃまされた
太陽が傾くまで君は波と戯れてた
細い君の後ろ姿をテトラポッドから見てた
仕事終えた船が帰ってゆくよ
子供たちの声もどこかに消えてった
あの時の風景を永遠のフレームにおさめて
僕はただひたすら時が止まることを願ってた
海は何も言わないで 僕達を見守っていた