揉まぼた目を擦って
同じ今日をまた繰り返すループ
握る手の中にある
夢の欠片は眠ったまま
ここまでにしよって
諦める心を裏切って
きっとあと一歩で景色が変わる
まだ半端な夢に帆を張って
荒波へと繰り出す
どれほどの痛みが押し寄せても
受ける覚悟はある
無謀だって無様だって
無駄があったっていい
不安だって不満だって
全部抱えてこう
今にも崩れ落ちそうな時に
無理矢理でも手を引いて
繋ぎ止めてくれる人がいる
君に何度救われたか
一人じゃないよって
隣で戦ってくれるって
その優しさで前を向ける
向かい風にも挑んでいく
舵を握る両手は
まだ震えてる
でもちゃんと掴んで
進路を描いてる
3,2,1
もうキャパオーバー
まだまだ限界突破!
さあここから
気合い急上昇
満身創痍上等だ
さあ下剋上
自分を越えていけ!
ああいつになれば
延々と描いた未来に
追いつけるのかなって
きっと今にも景色は変わる
まだ半端な夢でも帆を張って
荒波を突き進む
どれほどの痛みが押し寄せても
引き返しはしない
無謀だって無様だって
無駄足だっていいさ
後悔のない航海をしたい
一度きりの人生
不安だって不満だって
そりゃあ当たり前
でもそうやって波を越えて
行き着く先には
気が付けば
描いてきた未来に立っていると
何一つ無駄じゃなかったと
思える日が
幾田りら