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名前のない鳥

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Lyricist: 山崎将義     Composer: 山崎将義



風に揺れてる朽ちかけた伝言板
裏切られるよりはさまようほうがいい
便りがない日々に淋しさだけつのってゆく
影を引きずるぐらいなら名もない鳥でいい

陽炎の様にゆらいでる約束の場所
はるか遠くの街
誰かが全部幻だと教えてくれたら僕は
何処へ行くだろう

主を探している はぐれた雲に話しかける
何にすがった時に一つの旅は終わるんだろう
月は今日の夜もしんしんと照らしている
想うのはただ愛しい人の胸で眠りたい

たとえ幻であってもせめてー夜の
ぬくもりに酔いしれたい
心の奥で消えかけたわずかな明かりを
もう一度両手でつつんで

陽炎の様にゆらいでる約束の場所
はるか遠くの街
誰かが全部幻だと教えてくれたら僕は
何処へ行くだろう