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今日も生きたね

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Lyricist: ---     Composer: ---



思い上がりさ「とても清らかなこと」など
遠くから見れば綺麗な絵や
山や海や森やビルや人と同じようなものさ
子供がトンボの羽をむしる
それもひとつの純粋だよ

牛や豚や鶏が歩くのを見て
美味しそうって思わない
四つん這いになっては
いつも何か思い出しそうになる
肉になったのは弱いからじゃないし
憎々しいからでもない
ただ僕らがおなかを空かせていたから

それだけのことなんだよ
それだけのことなんだけれど

痛そうとか かわいそうとか 野蛮とか思ったり
自分だけはやつらとは違うんだと
誰かにそう言って欲しい
そんな感傷も胃液に溶けていく

君の事ばかり考えているわけじゃないけれど
自分の事と同じくらい
君の事を考えているよ今も
37.2℃の海から箱船に揺られ
いつか二人に会いにきてよ

草木や花は赤い血を流さず
悲鳴をあげることも無い
その無口な死の美しさに見とれる時間が 好き
誰にも見つかる事の無い離島で
咲く花にも美がある
ただそれを思い浮かべられないだけ

それだけのことなんだよ
それだけのことなんだけれど

今日も生きたね 望んでも 望まなくても
これが最期の言葉に
なってもいいように歌いたい

なんて美しい日々だろう 美しい...
なんて美しい日々なんだろう
君を待つ日々は
なんて美しい世界なんだろう

なんて美しい日々だろう...